目次
「吉日」と記載する理由と意味
招待状の発送日・挙式日などに使われる「吉日」の背景
結婚式や人生の節目の行事では、日取りの縁起を大切にする文化があります。
その中で、「招待状の日付欄に『○年○月○日(吉日)』と書かれている」ことがありますが、これは単なる飾りではなく、相手への心配りや、日取りの配慮を表現する方法として用いられています。
「吉日」とは何か?
「吉日(きちじつ)」とは、暦の上で縁起が良いとされる日を意味します。
特に日本では「六曜(ろくよう)」という暦注の影響が強く、次のような意味があります。
- 大安(たいあん):最も縁起が良い日。「何事もうまくいく日」とされる。
- 友引(ともびき):午前と夕方が吉とされる。「友を引く」ことから、慶事には好まれる。
- 先勝・先負:時間帯によって吉凶が分かれる。発送時間まで気にする場合も。
このような「吉日」を選んで招待状を発送することで、「縁起を担いだ」「良い日を選んでいる」という意思表示になります。
なぜ「吉日」と記載するのか?
相手に安心感・好印象を与えるため
「○月○日(吉日)」という記載は、受け取る側にとって「日取りにも配慮してくれている」と感じられるため、丁寧で格式ある印象を与えることができます。
特に年配の方や伝統を重んじる方に対しては好印象です。
実際の日付をぼかすため(印刷時の汎用性)
実は「吉日」と書くことで、発送日を特定の日に限定せず、縁起の良い日に出す意志を示すという実用的な意味もあります。
たとえば印刷を先に済ませておき、あとで大安や友引に合わせて郵送する場合に、「吉日」と表記することで日付のズレを避けられるのです。
儀礼的な表現としての慣習
結婚式や慶事の招待状では、実際に「吉日」と書かれた招待状が古くから使われてきたため、儀礼的・格式的な意味合いも含まれています。
フォーマルなスタイルを保ちたい場合には定番の書き方です。
記載例
以下は実際の招待状に見られる記述例です。
令和7年10月15日(吉日)
○○ホテルにて結婚披露宴を執り行います
このように書かれていることで、「この日は縁起の良い日を選びました」というニュアンスが自然に伝わります。
注意点と補足
- 「吉日」はあくまで暦の縁起を表す言葉であり、実際の六曜が「仏滅」などである日には使わないように注意が必要です。
- どうしても「仏滅」に発送する必要がある場合は、「吉日」表記を避ける、あるいは「大安の前日」に出すなどの配慮が望まれます。
- 最近では、「カジュアルウェディング」や「友人中心のパーティー」などでは、あえて「吉日」を使わず、カジュアルに仕上げる招待状も増えています。
まとめ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 「吉日」とは | 縁起が良いとされる日(六曜の大安・友引など) |
| 招待状に書く理由 | 丁寧さ・格式・縁起を表す/日付を特定しすぎない配慮 |
| 受け取る人への印象 | 伝統を重んじる心遣いとして好印象。特に年配者に好まれる |
| 記載に適さない場合(注意点) | 仏滅や赤口など、縁起が悪いとされる日に発送予定の場合は「吉日」表記を避ける |
以上、招待状に吉日と書かれている理由についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

