一般的に招待状(特に結婚式や正式なイベントの招待状)は「世帯ごと」に送るのがマナーとされています。
これは日本でも欧米でも広く受け入れられている慣習です。
ただし、状況やイベントの性質によって柔軟に判断されるべき点もあります。以下に詳しく解説します。
目次
【基本原則】なぜ「世帯ごと」に送るのか?
家族単位で行動することが前提だから
多くのイベントでは、一つの住所に住んでいる家族が同じ行動を取る(同じ車で来る、同じ食卓を囲む)ことが想定されているため、個別に出す必要がありません。
無用な重複を避けるため
個人ごとに送ると、「うちは2通もらったけど、うちは1通だけだった」などの差が出て、誤解や混乱の原因になることがあります。
宛名に配慮が必要なため
例えば「○○様・ご家族様」「○○ご夫妻様」など、ひとまとめの敬称を使う方が丁寧な印象を与えます。
【具体例】こんなケースではどうする?
ケース1:夫婦と子どもが同居している
→ 1通でOK。宛名は以下のように書きます。
- 例1:○○太郎様・花子様
- 例2:○○ご夫妻様
- 例3:○○家ご一同様(子どもも招待する場合)
ケース2:実家住まいの兄妹が複数人いる
→ 招待の対象によって判断します。
- 一緒に出席するなら1通でよい。
- 別々の友人として個別に招待するなら別々に出すのが丁寧です(特に友人関係であれば個別の扱いが一般的)。
ケース3:既に独立して別居している兄弟姉妹
→ 世帯が別なので別々に送るのがマナーです。
ケース4:友人カップルで同棲している
→ 招待するのが両方であれば1通でまとめてOKです。
ただし、まだ籍が入っていない場合は注意が必要なので、宛名の書き方は慎重に。
【注意点】招待状の宛名書きと配慮
宛名は手書きが原則(特に結婚式などフォーマルな場)
→ 手書きの毛筆またはペン字で丁寧に。
世帯の代表者の名前を書く(または連名にする)
→ 片方しか記載がないと、もう一方が招かれていないと誤解される恐れがあります。
子どもも出席する場合は、別途記載する
- 例:○○太郎様・花子様・○○ちゃん(または○○家ご一同様)
【補足】企業・団体あての場合
会社関係などの場合、個人宛か、部署宛かを明確にする必要があります。
- 例:○○株式会社 営業部 部長 ○○様
- 例:○○株式会社 ご一同様(大人数のケース)
まとめ

| 状況 | 招待状の送り方 | 備考 |
|---|---|---|
| 同居の家族 | 1通でOK | 連名で書くと親切 |
| 別居の家族 | 個別に送る | 世帯が違えば別送が原則 |
| カップルで同棲 | 1通でOK(両方が対象の場合) | 宛名の書き方に配慮 |
| 会社関係 | 個人または部署単位 | ビジネスマナーを考慮 |
必要に応じて、案内状や返信ハガキの中で「〇〇様とご家族の皆様のご出席を心よりお待ちしております」など、柔らかい表現で家族単位の招待を示すと、より丁寧な印象になります。
以上、招待状は世帯ごとに送るものなのかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

