はがきをまっすぐ書くことは、文字の上手さ以前に「準備」と「書き方の考え方」でほぼ決まります。
特にビジネス用途では、文字が曲がっているだけで「雑」「配慮不足」と受け取られることもあるため、基本を押さえることが重要です。
以下では、誰でも再現できる順序で具体的に解説します。
目次
はがきが曲がる主な原因を理解する
まず、文字が曲がる理由を知っておく必要があります。
- 行の基準がないまま書いている
- 文字の大きさが途中で変わる
- 視線が定まらず、余白に引っ張られる
- 手や腕が安定していない
多くの場合、「字が下手だから」ではなく、基準を決めずに書き始めていることが原因です。
最も確実な方法:ガイドになる下敷きを使う
まっすぐ書くために、最も確実で失敗が少ないのは、罫線のある下敷きを使う方法です。
方法
- 罫線入りの下敷き、またはノートの罫線ページをはがきの下に敷く
- 線が「うっすら見える」程度に調整する
- その線を基準に、行全体を意識して書く
ポイント
- 線をなぞろうとせず、「行が平行になる」ことを意識する
- 縦書きの場合は、文字の中心が縦の基準線に揃うようにする
ビジネス用途や目上の方へのはがきでは、この方法を使うのが最も無難です。
書き始める前に「余白」を先に決める
ガイド線を使わない場合でも、必ずやるべき準備があります。
余白の決め方(縦書きの場合)
- 上:1文字分程度あける
- 下:2文字分程度あける
この上下の余白を最初に決め、最後まで変えないことが重要です。
途中で余白が狭くなると、無意識に文字が曲がり始めます。
一文字ではなく「一行」で書く意識を持つ
文字が曲がる人の多くは、「一文字ずつ丁寧に書こう」としています。
しかし、これは逆効果になることがあります。
正しい考え方
- 文字の形より、まず「行が一直線か」を優先する
- 行全体の流れを保ちながら書く
多少文字の形にばらつきがあっても、行が揃っていれば整って見えます。
文字サイズを一定に保つコツ
行が波打つ原因の多くは、文字サイズが途中で変わることです。
実践ポイント
- 書き始めの1〜2文字を「基準サイズ」と決める
- 以降の文字は、その高さ・幅を真似する
- 大きくなったと感じたら、次の文字で微調整する
完璧に揃えようとせず、「極端に変えない」意識が大切です。
姿勢とペンの扱いで安定させる
姿勢
- 背筋を伸ばし、紙に顔を近づけすぎない
- 視線が紙に対して斜めにならないよう注意する
ペンの持ち方
- 強く握らない
- 紙に軽く置く程度の力で書く
腕や手首のどこかが机に軽く支えられている状態が、最も安定します。
ビジネスはがきで特に注意すべき点
ビジネス用途では、次の点が特に見られます。
- 行頭・行末が揃っているか
- 改行位置が不自然でないか
- 社名・氏名が曲がっていないか
特に相手の会社名・氏名は、本文よりも慎重に書く必要があります。
この部分だけでも下敷きを使うと、印象が大きく変わります。
よくある失敗と対処法
- 書くほど右(または左)に寄る
→ 書き始め前に余白を決める - 行がうねる
→ 文字ではなく「行」を見る - 緊張で手が震える
→ 本番前に1文字だけ試し書きをする
まとめ
はがきをまっすぐ書くために必要なのは、特別な技術ではありません。
- 基準線(下敷き)を使う
- 余白を先に決める
- 行全体を見る
- 力を入れすぎない
この4点を守るだけで、誰でも安定した文字になります。
以上、はがきをまっすぐ書く方法についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

