印刷の実際のサイズとは

プリンター,イメージ

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「印刷の実際のサイズ」とは、デジタルデザインやレイアウトで設定されたサイズが、物理的に印刷されたときにどのように表現されるかを指します。

これは、デザインソフトウェア内で設定したサイズや解像度と、実際のプリンターの仕様、印刷設定、用紙サイズなどが関係しており、印刷された際の最終的な大きさに影響を与える要因を詳しく理解することが重要です。

目次

デザインソフトウェアのサイズ設定

  • デザインのキャンバスサイズ:PhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトウェアでは、デザインのキャンバスサイズを具体的な寸法(例:A4サイズ、8.5 x 11インチなど)で設定します。この寸法は、デジタル上で作成された画像やレイアウトが印刷される際の基準となります。
    • 対策:印刷したい実際の用紙サイズに合わせてキャンバスサイズを正しく設定し、不要な拡大縮小を避けることが大切です。
  • 解像度の設定:デザインの解像度(DPI:Dots Per Inch)は、印刷時にどれだけ詳細に表現されるかを決定する重要な要素です。印刷物では通常300DPI以上の解像度が推奨されており、低解像度(例えば72DPI)では印刷時にぼやけたり、粗い仕上がりになることがあります。
    • 対策:デジタルデザイン時に、300DPIやそれ以上の高解像度で作成し、物理的なサイズが正しく再現されるようにする必要があります。

プリンターの設定

印刷,イメージ
  • スケールオプションの影響:印刷時にプリンターの設定で「スケール」オプションが選択されることがあります。スケール設定が「実際のサイズ」以外に設定されていると、デザインのサイズが縮小または拡大されることがあります。
    • 例えば、印刷オプションで「ページに合わせる」や「用紙に合わせて印刷」を選択すると、デザインが用紙全体に収まるように自動的に拡大・縮小されてしまいます。
    • 対策:印刷設定を「実際のサイズ」または「100%スケール」に設定することで、デジタルで設定したサイズが正確に印刷されます。
  • プリンターの解像度:プリンター自体の解像度(通常はDPIで表される)は、デザインのディテールがどの程度再現されるかに影響を与えます。高解像度のプリンターでは、より精細な印刷が可能ですが、低解像度のプリンターではデザインが粗くなる場合があります。
    • 対策:印刷物の目的に応じて、高解像度(1200DPIなど)のプリンターを使用するか、デザインの解像度とプリンターの解像度が適切に一致しているか確認します。

用紙サイズと余白の影響

  • 印刷用紙のサイズ:印刷する際の用紙サイズがデザインのサイズと合っていない場合、印刷結果にズレが生じる可能性があります。例えば、デザインがA4サイズで作成されていても、A3用紙に印刷した場合は縮小されて印刷されるか、余白が広がります。
    • 対策:使用する用紙のサイズに合わせてデザインを作成し、用紙サイズと一致するように印刷設定を確認することが必要です。
  • 余白(マージン):プリンターには、用紙の端まで印刷できない領域(プリンタブルエリア)があるため、デザインが用紙にぴったり収まらず、余白が生じることがあります。この余白を考慮しないと、デザインが用紙の端にずれて印刷されるか、デザインの一部が切り取られてしまう可能性があります。
    • 対策:デザイン作成時に余白を考慮し、プリンタブルエリアに収まるように配置するか、余白が気になる場合は「フチなし印刷」ができるプリンターを使用します。

トリムマークと裁ち落とし

  • トリムマーク(トンボ):印刷物がカットされる予定のラインを示すマークのことで、主に商業印刷で使用されます。デザインが紙全体を覆うような場合は、裁ち落としを意識してデザインする必要があります。これは、トリムマークに従って裁断される際に、デザインが用紙の端まできちんと配置されていることを保証するためです。
    • 対策:デザインに余裕を持たせる「裁ち落とし領域(ブリード)」を作成し、トリムマークに従って正確に裁断されるように設定します。
  • ブリード設定:印刷物の端まで画像や色を配置したい場合、デザインのサイズを少し大きくして「ブリード」領域を設定します。ブリードは、印刷後に裁断される余白部分のことで、これを設定しておかないと、裁断時にデザインの端が不自然に切れてしまうことがあります。
    • 対策:通常、デザインに3〜5mmのブリードを追加し、印刷後に裁断されてもデザインがきちんと表示されるようにします。

解像度と印刷サイズの関係

  • DPIと実際のサイズの違い:デザインの解像度が低い(DPIが低い)と、印刷時に大きなサイズで出力されても、画像がぼやけたり、ピクセル化してしまいます。逆に、非常に高解像度(DPIが高い)の場合、デザインの細かい部分まで鮮明に印刷されますが、ファイルサイズが大きくなり、プリンターの処理が遅くなる可能性があります。
    • 対策:一般的に、印刷用の画像は300DPI以上に設定し、デジタルで作成されたサイズと実際の印刷サイズが一致するように管理します。また、印刷前にプレビューでサイズや解像度を確認し、デザインが適切に再現されることを確認します。

カラーモードの違い

  • RGBとCMYK:デザインを印刷する際、画面上ではRGBカラーで表示されていますが、印刷ではCMYKカラーが使用されます。この色の違いによって、画面で見たサイズや色と印刷されたものが異なる場合があります。RGBのカラーモードでは、より鮮やかな色が表示されますが、CMYKに変換すると色の再現が異なる場合があります。
    • 対策:デザインを印刷する際は、CMYKカラーモードで作成し、画面で見た色が印刷時に忠実に再現されるように調整します。また、プリンタープロファイルを使用して色の調整を行い、印刷結果が予想通りのものになるように管理します。

まとめ

まとめ,イメージ

印刷の「実際のサイズ」とは、デザインソフトで設定したサイズや解像度、プリンターの設定、用紙サイズ、印刷環境などが複雑に絡み合って決まるものです。

正確なサイズで印刷物を仕上げるには、デザイン作成時のキャンバスサイズや解像度の設定を適切に行い、プリンターのスケール設定や用紙サイズを確認することが大切です。

以上、印刷の実際のサイズとはについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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