案内状と招待状の違いについて

セントウェル印刷のご案内

イベントや式典の通知文を書くとき、「案内状」と「招待状」のどちらを使えばよいのか迷う方も多いでしょう。

どちらも「相手に知らせる文書」ですが、目的や使う場面・文面のトーンには明確な違いがあります。

この記事では、案内状と招待状の違いをわかりやすく解説し、ビジネス・プライベートのどちらにも対応できる判断基準と文例を紹介します。

間違えると失礼にあたるケースもあるため、正しい使い分けを身につけましょう。

目次

案内状と招待状の違いとは?【結論】

項目案内状招待状
目的行事やイベントを「知らせる」行事や式典へ「招く」
相手との関係性ビジネス・一般向け親しい関係・来てほしい相手
トーン形式的・事務的丁寧・感情をこめた表現
出欠の有無出欠確認は不要な場合が多い出欠返信を求めるのが一般的
使用例展示会、説明会、式典、会議など結婚式、祝賀会、パーティーなど

つまり、案内状=通知文、招待状=依頼文という関係です。

「出席してもらいたい」気持ちを強く伝える場合は“招待状”、単に「開催を知らせたい」場合は“案内状”が適しています。

案内状の意味と使い方

案内状とは、行事や催し物の開催を知らせるための文書です。

相手に「イベントが開催される」ことを伝えることが目的であり、必ずしも出席を求めるわけではありません。

案内状が使われる主なシーン

  • 展示会・内覧会・セミナー
  • 式典(開所式・創立記念式など)
  • 説明会・講習会・会議
  • 社内行事・発表会

ビジネスでは「お知らせ」「周知」の目的で使われ、文体はフォーマルかつ簡潔です。

案内状の文例(ビジネス向け)

拝啓 新春の候、貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、このたび弊社では下記の通り新製品発表会を開催いたします。
ご多用の折とは存じますが、ぜひご来臨賜りますようご案内申し上げます。

敬具

日時:令和7年4月10日(木)午後2時〜
会場:東京ビッグサイト 西展示棟

以上

特徴:ビジネス目的が中心で情報を簡潔に伝える。

招待状の意味と使い方

招待状とは、特定の人を行事や式典に招く文書のことです。

「ぜひ来てほしい」という意図があり、相手に出席の可否を尋ねる場合が多いのが特徴です。

招待状が使われる主なシーン

  • 結婚式や披露宴
  • 記念パーティー・祝賀会
  • 表彰式・就任祝賀会
  • 感謝の会・送別会

「感謝」「喜び」「おもてなしの心」を伝えるのが招待状の役割です。

そのため、案内状よりも柔らかく温かみのある表現が好まれます。

招待状の文例(フォーマル)

拝啓 春暖の候、皆さまにおかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

このたび、弊社創立30周年を記念し、下記の通り祝賀会を開催いたします。
皆さまとともにこの節目を祝えることを心より願っております。

ご多忙の折恐縮ではございますが、ぜひご臨席賜りますようお願い申し上げます。

誠にお手数ですが、〇月〇日までにご出欠のほどご返信ください。

敬具

日時:令和7年6月15日(土)18時〜
会場:ホテルニューオータニ 東京

以上

特徴:出欠を確認することを前提とし、感情を込めた文体が多い。

案内状と招待状の違いを見分けるポイント

判断基準案内状を使う招待状を使う
相手の立場多数の関係者・一般の方特別な相手・関係者限定
目的開催の告知・報告出席を依頼・おもてなし
返信の有無基本は不要出欠の返信を求める
内容のトーン事務的で簡潔丁寧で感情的(お祝い・感謝)
印象公的・ビジネス向けフォーマルだが温かみあり

補足:同じイベントでも、目的によって使い分けます。

例:「展示会開催のお知らせ」→案内状、「開会式へのご出席依頼」→招待状。

案内状と招待状の併用は可能?

はい、併用するケースもあります。

たとえば展示会や周年行事など、「多くの人に知らせたい」+「特定の方には招きたい」場合は、

  • 一般向けには「案内状」
  • VIP向けには「招待状」
    をそれぞれ作成するのが適切です。

ポイント:同じ内容でも、文体と宛名のトーンを変えることで自然に差別化できます。

案内状と招待状の書き方マナー

項目注意点
頭語・結語「拝啓〜敬具」「謹啓〜謹白」で統一する
日付表記和暦・漢数字を用いる(例:令和七年五月吉日)
宛名個人宛は「様」、複数人宛は「各位」を使用
レイアウトA4三つ折りが一般的。上部中央にタイトルを配置
用紙・フォント白地に明朝体が基本。毛筆調フォントも可
封筒案内状:白無地/招待状:クリーム色や厚手の紙が上品

補足:案内状・招待状いずれも、印刷前に日付・会場・名前の誤記を必ず確認しましょう。

案内状と招待状の違いを理解して正しく使い分けよう

まとめ,イメージ

案内状と招待状の違いをまとめると、以下のようになります。

  • 案内状は「知らせる」目的(出欠は任意)
  • 招待状は「来てほしい」目的(出欠を確認)
  • トーンの違い:案内状=事務的/招待状=感情的
  • 同じイベントでも、対象や目的によって使い分けが必要

適切な文書を選ぶことで、相手に対する印象や信頼感が大きく変わります。

案内状は「情報を正確に伝える」もの、招待状は「気持ちを込めて届ける」もの。

この違いを意識して、状況に合った表現を選びましょう。

以上、案内状と招待状の違いについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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