懇親会の案内状は、参加者に安心感と期待感を与え、出欠の判断をスムーズにするための重要なコミュニケーションツールです。
単なる日時連絡ではなく、「なぜこの懇親会が開かれるのか」「どんな雰囲気なのか」「誰が参加するのか」を適切に伝えることで、参加率や満足度が大きく変わります。
以下では、目的・構成・文例・注意点まで、実務でそのまま使えるレベルで詳しく解説します。
懇親会の案内状とは何か
懇親会の案内状とは、関係者同士の交流を目的とした会合への参加を正式に依頼する文書です。
社内向け・社外向けを問わず、以下のようなシーンで使われます。
- 会社の周年行事後の懇親会
- 新入社員歓迎会
- プロジェクト完了後の打ち上げ
- 取引先・協力会社との交流会
- セミナーや講演会後の懇親会
カジュアルな飲み会とは異なり、「公式性」と「配慮」が求められるのが特徴です。
懇親会案内状に必ず含める基本要素
案内状には、最低限以下の情報を明確に記載する必要があります。
表題(タイトル)
一目で内容が分かるよう、簡潔かつ正式に書きます。
例
- 懇親会のご案内
- ○○プロジェクト完了記念 懇親会のご案内
開催趣旨・目的
「なぜ開催するのか」を伝える最重要パートです。ここが曖昧だと、参加の優先度が下がります。
例
- 日頃の感謝を伝えるため
- 参加者同士の親睦を深めるため
- 情報交換・交流の場として
開催日時
曜日・時間帯まで正確に記載します。
例
- 2025年6月20日(金)18:30~20:30
※開始時刻だけでなく、終了予定時刻を入れると親切です。
会場情報
会場名だけでなく、住所・アクセス情報も簡潔に入れます。
例
- 会場:〇〇ホテル 3階「桜の間」
- 住所:東京都〇〇区〇〇町1-2-3
- 最寄駅:〇〇駅 徒歩5分
会費(必要な場合)
金額と支払い方法を明記します。
例
- 会費:5,000円(当日受付にて現金でお支払いください)
出欠の連絡方法・期限
主催者側の準備に直結するため、明確に。
例
- 出欠のご連絡は6月10日(火)までにお願いいたします
- メール/フォーム/担当者名など
主催者・問い合わせ先
最後に責任の所在を明確にします。
例
- 主催:〇〇株式会社 営業部
- 担当:山田(メール:xxxx@xxx)
案内状の文体とトーンの考え方
社内向けの場合
- 丁寧だが、やや柔らかい表現
- 堅すぎる敬語は不要
社外向けの場合
- 丁寧語・謙譲語を適切に使用
- カジュアルすぎる表現は避ける
フォーマル度の判断基準
- 役員・取引先が参加 → フォーマル
- 同期・若手中心 → ややカジュアル
懇親会案内状の基本文例(汎用)
以下は、最も一般的で使いやすい文例です。
懇親会のご案内
拝啓
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素より大変お世話になっております。
さて、このたび日頃の感謝を込め、下記のとおり懇親会を開催する運びとなりました。
ご多用中とは存じますが、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
敬具
記
日時:2025年6月20日(金)18:30~20:30
会場:〇〇ホテル 3階「桜の間」
会費:5,000円
※恐れ入りますが、6月10日(火)までに出欠のご連絡をお願いいたします。
よくある注意点・失敗例
情報不足
- 会場の場所が分かりにくい
- 会費の有無が不明
文面が硬すぎる/軽すぎる
- 参加者の立場に合っていないトーン
出欠期限が曖昧
- 「お早めに」だけでは不十分
メール・紙・Web案内の使い分け
| 形式 | 特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|
| メール | 即時性・修正が簡単 | 社内、少人数 |
| 紙の案内状 | フォーマル感が強い | 社外・役員向け |
| Webフォーム | 出欠管理が楽 | 人数が多い場合 |
まとめ
懇親会の案内状は、「情報を正確に伝える」+「参加したくなる理由を伝える」この2点が揃って初めて成功します。
- 目的を明確に
- 必要情報は漏れなく
- 相手に合わせた文体で
これを意識するだけで、案内状の完成度は大きく向上します。
以上、懇親会の案内状についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

