イベントの案内状は、「参加するかどうか」を左右する重要なコミュニケーションツールです。
単なる日時連絡ではなく、イベントの価値・魅力・安心感を短時間で伝える役割を担います。
ここでは、実務でそのまま使えるレベルまで落とし込みながら、イベント案内状の作り方を体系的に解説します。
イベント案内状の役割を正しく理解する
まず大前提として、案内状の目的は次の3点に集約されます。
- イベントの存在を認知させる
- 参加するメリットを伝える
- 行動(申し込み・来場)を促す
この3点のどれかが欠けると、どれだけデザインが美しくても成果は出ません。
特にビジネスイベントや集客目的のイベントでは、「読んだ後に何をしてほしいか」を最初に明確にしておくことが重要です。
案内状に必ず入れるべき基本構成(6要素)
イベント案内状は、基本的に以下の要素で構成されます。
タイトル(イベント名)
最初に目に入る最重要ポイントです。
- ×「◯◯イベント開催のお知らせ」
- ○「【初心者向け】30分で分かるSNS集客セミナー」
ポイント
- 誰向けのイベントか
- 何が得られるのか
を一目で伝えます。
リード文(導入文)
「自分に関係がある」と思わせるための文章です。
例
「SNS運用に悩んでいませんか?
フォロワーが増えない、成果につながらないという方のために…」
ポイント
- 読み手の悩み・課題から入る
- 主催者視点ではなく参加者視点で書く
イベント内容の説明
ここでは具体性が重要です。
- どんな内容なのか
- 何を学べる/体験できるのか
- 参加後にどう変わるのか
箇条書きを使うと読みやすくなります。
例
- SNS運用の基本設計
- 成果が出る投稿の考え方
- すぐ使える改善チェックリスト
開催概要(必須情報)
情報不足は参加率を大きく下げます。
以下は必須です。
- 開催日時(曜日も含める)
- 開催場所(住所/オンラインURL)
- 参加費
- 定員
- 主催者名
※オンラインの場合は「Zoom開催」など明記しましょう。
参加方法・申込方法
ここが分かりにくいと、参加されません。
- 申込URL
- 締切日
- 当日の流れ(簡単でOK)
ポイント
- 1アクションで完結する導線を作る
- QRコードやボタンリンクを活用する
クロージング(行動喚起)
最後は必ず「参加を後押しする一言」を入れます。
例
「少人数制のため、定員になり次第締め切ります。
ぜひこの機会にご参加ください。」
媒体別:案内状の作り方の違い
紙の案内状の場合
- 情報は厳選する(詰め込みすぎない)
- 視線の流れを意識したレイアウト
- 余白をしっかり取る
高級感やフォーマルなイベントに向いています。
メール・Web案内状の場合
- 冒頭2〜3行が勝負
- 見出し+箇条書きを多用
- スマホ表示を前提にする
特にメールでは件名=タイトルと考えましょう。
SNS用案内文の場合
- 情報は最小限
- 詳細はリンク先に誘導
- 感情に訴える表現が効果的
失敗しがちな案内状のNG例
よくある失敗には共通点があります。
- 主催者の想いばかり書いている
- 誰向けか分からない
- 情報が多すぎて読みにくい
- 行動導線が不明確
案内状は「説明書」ではなく、参加への入り口だと考えると改善しやすくなります。
プロが意識しているワンランク上のコツ
ベネフィット重視で書く
「何をするか」より「どうなるか」を伝えます。
数字を使う
- 所要時間
- 実績
- 回数
数字は信頼性を高めます。
参加ハードルを下げる
- 初心者歓迎
- 途中入退室OK
- 無料相談あり
など、不安を取り除く一文を添えましょう。
まとめ
イベント案内状作成のポイントは以下です。
- 目的を明確にする
- 参加者視点で構成する
- 必要な情報を漏れなく入れる
- 行動を促す導線を作る
しっかり設計された案内状は、集客・満足度・イベント評価すべてに直結します。
以上、イベントの案内状の作り方についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

