案内状の「記」について

セントウェル印刷のご案内

案内状を書くときによく出てくる「」という言葉。

「この“記”って何?」「どこに書くの?」「どんな意味があるの?」と疑問に思ったことはありませんか?

「記」は、案内状の本文と日程・場所などの具体的な情報を区切る記号として使われます。

この記事では、案内状の「記」の正しい使い方・位置・例文をわかりやすく解説します。

フォーマル文書にもそのまま使えるテンプレート付きです。

目次

案内状の「記」の意味とは

」は、本文のあとに開催日時・会場などの詳細を示すための区切り文字です。

いわば「ここから下は具体的な案内内容ですよ」という区切り線の役割を持ちます。

例文

拝啓 初夏の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたび弊社では、新製品発表会を開催する運びとなりました。
つきましては、下記のとおりご案内申し上げます。

敬具

日時:令和7年5月15日(木)14時〜
会場:東京ビッグサイト 西ホールA
内容:新商品「ECOシリーズ」発表および試食会

以上

このように、「記」は本文と詳細を区切る目印として使います。

案内状の「記」の基本ルール

案内状の「記」は、本文の直後かつ改行を入れて中央に配置するのが基本です。

項目書き方
配置中央寄せが一般的(左寄せでも可)
使うタイミング本文で「下記のとおりご案内申し上げます」と述べた直後
記のあとの形式箇条書きまたは整列形式で日時・会場・内容などを書く
記のあとに「以上」を入れる詳細部分の締めとして最後に「以上」を中央に書く

案内状の「記」の正しい書き方と配置例

正しい配置例

拝啓 陽春の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
このたび弊社では、新オフィス移転に伴い内覧会を開催いたします。
つきましては、下記のとおりご案内申し上げます。

敬具

日時:令和7年4月10日(水)13時〜17時
場所:東京都港区南青山1-2-3 新本社ビル
内容:オフィス見学および懇親会

以上

→ 「記」を中央寄せに、「以上」を右寄せにし、文面が整って見えるのがポイントです。

案内状の「記」のNG例と注意点

NGパターン理由
本文の前に「記」を書く構成が崩れ、意味が伝わらない
「記」を省略するどこから詳細か分かりにくく、ビジネス文書として不適切
「以上」を忘れる文末が締まらず、案内が終わった印象が出ない
「記」のあとに句点(。)をつける記号として使うため句読点は不要

「記」「以上」はセットで使うのが基本。フォーマル度を保つためにも省略しないのが望ましいです。

案内状の「記」の使い方:フォーマル・ビジネス別の文例

フォーマルな式典の案内状

拝啓 秋涼の候、皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、下記のとおり弊社創立50周年記念式典を開催いたします。
ご多用の折とは存じますが、ご出席賜りますようお願い申し上げます。

敬具

日時:令和7年10月5日(土)17時〜
会場:ホテルグランド東京 3階「鳳凰の間」
内容:記念式典および懇親パーティー

以上

ビジネス(展示会・発表会など)

拝啓 新緑の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたび弊社では、下記のとおり展示会を開催いたします。
ご多忙中恐縮ですが、ぜひご来場くださいませ。

日時:令和7年5月14日(火)10:00〜16:00
場所:大阪インテックスホールA
内容:製品デモ・相談ブースのご案内

以上

案内状の「記」の省略が可能なケース

メール案内カジュアルなイベント招待では、「記」を省略しても問題ありません。

新商品の発表会を下記の通り開催します。
日時:5月15日(水)14時〜
場所:オンライン(Zoom)

このように、「記」を使うかどうかは文書の格式に応じて判断します。

フォーマルなビジネス・式典案内では「記」あり、メールや社内連絡では「記」なしでもOKです。

まとめ:案内状の「記」の使い方で印象が変わる

まとめ,イメージ

案内状の「記」は単なる記号ではなく、相手への配慮を示すフォーマットの一部です。

「記」を正しく使うだけで、文章が整い、ビジネスでもフォーマルでも好印象を与えます。

  • 「記」は本文と詳細を区切る目印
  • 「下記のとおりご案内申し上げます」→「記」→「以上」が正しい流れ
  • 中央寄せ+句読点なしで書くのが基本
  • フォーマル文書では省略しない
  • カジュアル案内では省略してもよい

案内状で「記」を正しく使うことで、文面が読みやすく整い、信頼感のある印象を与えられます。

この記事の例文を参考に、あなたの案内状にも丁寧で美しいレイアウトを取り入れましょう。

以上、案内状の「記」についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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