案内状を作成するとき、内容やデザインに気を配る人は多いですが、意外と見落とされがちなのがフォント(書体)です。
フォントは文章の印象を大きく左右し、選び方ひとつで信頼感や上品さが変わる重要な要素です。
この記事では、案内状のフォントの正しい選び方と、目的別おすすめフォント例(ビジネス/結婚式/イベントなど)を紹介します。
失礼のない印象で相手に好感を与える案内状を作りましょう。
案内状のフォントの基本マナーと考え方
案内状は「丁寧で読みやすく、信頼感を与える」デザインが理想です。
フォントを選ぶときは、次の3つのポイントを意識しましょう。
| チェックポイント | 解説 |
|---|---|
| 読みやすさ | 長文でも目が疲れない書体を選ぶ |
| 品位・格式 | 堅すぎず、フォーマルな印象を保つ |
| 用途とのバランス | ビジネス/結婚式/学校行事など、目的に合う書体にする |
フォントは「本文」「見出し」「宛名」などパートごとに分けて考えると仕上がりが整います。
案内状のフォントにおすすめの書体(ビジネス向け)
明朝体(例:MS明朝、游明朝)
ビジネス案内状に最も適したフォントです。
縦線と横線の太さに差があり、上品でフォーマルな印象を与えます。
おすすめの使い方
- ビジネス展示会・式典・取引先への案内状
- 本文や差出人情報に使用
- Word・Googleドキュメントでも標準搭載
游明朝体(Windows10以降標準)
印刷に適したフォントで、明朝体よりもやや柔らかく現代的。
企業案内やセミナー招待状など、堅すぎない印象にしたいときにおすすめです。
案内状のフォントにおすすめの書体(フォーマル・式典向け)
筆書体(例:HG行書体、隷書体)
冠婚葬祭や創立記念式典など、格調の高さを求める場面で効果的です。
タイトルや宛名に使うと品位が上がります。
隷書体(れいしょたい)
石碑や公式文書にも用いられる古風なフォント。
歴史や伝統を感じさせたい企業・団体の案内状に適しています。
案内状のフォントにおすすめの書体(カジュアル・イベント向け)
丸ゴシック体(例:游ゴシック、Hiragino丸ゴ)
丸みのあるやさしい印象で、社内イベントや親しい人向けの案内に最適です。
丸ゴシックを使うことで親しみやすい雰囲気になります。
ゴシック体(例:MSゴシック)
カジュアルイベント・地域行事など、見出しに向いています。
視認性が高く、メール案内やPDFでも読みやすい点が特徴です。
案内状のフォントの選び方:目的別ガイド
| 用途 | おすすめフォント | 特徴 |
|---|---|---|
| ビジネス展示会 | 明朝体・游明朝体 | 信頼感・安定感がある |
| 結婚式・式典 | 行書体・隷書体 | 優雅・伝統的な印象 |
| 社内イベント | 丸ゴシック | 柔らかく親しみやすい |
| 学校行事・PTA案内 | 游ゴシック・ヒラギノ角ゴ | 読みやすく温かみがある |
| メール案内(デジタル) | 游ゴシック・Arial | 画面上でも視認性が高い |
案内状のフォントの注意点とマナー
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| 派手なデザインフォントは避ける | 読みにくく、ビジネスには不向き |
| 多書体の併用はNG | 使っても2種類までに抑える |
| 絵文字・太字の多用は控える | フォーマル文書では軽い印象になる |
| PDF保存時の文字化けに注意 | 印刷や共有前にプレビュー確認を行う |
補足:印刷業者に依頼する場合は、フォントの埋め込み設定を忘れずに。文字が置き換わるトラブルを防げます。
案内状のフォントの効果的な使い分け
- 見出し(タイトル):太めの明朝体または筆書体で強調
- 本文:読みやすさ重視で游明朝体または游ゴシック体
- 宛名・署名:手書き風の行書体で温かみを出す
このように「用途別×バランス」を意識することで、全体の印象が統一され、信頼感のある案内状に仕上がります。
まとめ:案内状のフォントは印象を決める“見えないマナー”

案内状のフォントは、文章内容と同じくらい大切な“デザインのマナー”です。
- ビジネスなら明朝体、フォーマルなら行書体
- イベントや社内文書なら丸ゴシック体
- 使うフォントは最大2種類まで
フォント選びを工夫するだけで、案内状全体の印象がぐっと引き締まります。
読む人の立場に立って、丁寧で品のある書体を選びましょう。
以上、案内状のフォントについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

