賞状を盆に置く際の正式な作法やマナーは、日本文化や慶弔の場での礼儀を重んじる文脈で非常に重要です。
特に式典や授与式、表彰式などのフォーマルな場では、賞状の取り扱いや盆の使い方には注意が必要です。
以下では、賞状の盆への置き方について、丁寧に、実用的に解説します。
目次
賞状の盆への置き方とは?
そもそも「賞状盆」とは?
「賞状盆(しょうじょうぼん)」とは、表彰状や感謝状などを丁寧に運ぶための専用の盆のことを指します。
これは木製で黒や朱塗りのものが一般的で、儀礼的な重みを演出するためにも使われます。
賞状を盆に置く際の基本マナー
賞状の向き
- 賞状は、相手(授与される人)から読める向きにして置くのが原則です。
- つまり、文字が相手の側を上に向くように配置します。
- 授与者が読みやすい向きではなく、「受け取る側が読める向き」にするのが礼儀です。
中心を意識して置く
- 盆の中央にまっすぐ、丁寧に置きます。
- 斜めにならないように注意し、両手で丁寧に置きましょう。
賞状を折りたたむ場合
- 二つ折りの賞状の場合は、開き口が手前、綴じてある側が奥になるように置きます。
- 見た目として整っているか、しわや汚れがないかを確認してから置きましょう。
実際の置き方:ステップバイステップ
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| ① | 賞状の折れや汚れがないか確認します。 |
| ② | 賞状盆を水平に持ちます(両手で支える)。 |
| ③ | 賞状の表書き(文字)が相手から見えるように方向を確認します。 |
| ④ | 賞状を盆の中心にまっすぐ、丁寧に置きます。 |
| ⑤ | 配置が完了したら、両手で盆を持って運びます。 |
授与の場面でのポイント
授与者側(手渡す側)
- 盆に賞状を載せたまま、相手に正面を向けて差し出す。
- 相手が受け取る際には、軽くお辞儀しながら両手で渡すのが理想的。
受賞者側(受け取る側)
- 両手で丁寧に受け取る。
- 一礼を添えて、賞状をしっかり受け取る。
注意点とよくある間違い
| 間違い例 | 正しい対処 |
|---|---|
| 相手から見て上下が逆 | 向きを確認して、相手側から読めるように配置 |
| 賞状が盆からはみ出している | 盆の大きさを確認し、正しく中心に配置 |
| 片手で賞状を置く | 必ず両手で扱う。儀礼上のマナーです |
| ビニール袋や封筒のまま置く | 裸で賞状を丁寧に置くのが基本です(特に授与直前) |
番外編:賞状盆を使うケースとは?
- 表彰式(学校・企業・団体)
- 感謝状授与
- 勲章授与
- 慶事(祝賀行事など)
- 奉納や寄贈に関する儀礼
最後に:心を込めて扱うことが大切
賞状は、相手の努力や功績を讃える大切なものです。だからこそ、丁寧に、心を込めて扱う姿勢が大切です。
単に「物を置く」行為ではなく、「感謝や敬意を表す所作」として意識することで、形式美だけでなく、真心も伝わるでしょう。
以上、賞状の盆への置き方についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

