賞状の読み上げ方について

感謝状,イメージ

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賞状の読み上げは、式典や表彰の場での重要な儀式の一つです。

正確さ、礼儀、格式が求められるため、ただ文を読むのではなく、心を込めた丁寧な読み上げが求められます。

以下に、賞状の読み上げ方について段階的に詳しく解説します。

目次

基本構成と読み上げ順序

賞状には通常、以下のような構成があります。

この順番で読み上げていきます。

  1. 賞の種類(表題)
  2. 受賞者の氏名と敬称
  3. 本文(表彰理由)
  4. 日付
  5. 授与者名・団体名と肩書き(発行者)
  6. 押印(読み上げ不要)

読み上げ方のポイントと具体例

賞の種類(表題)

ここは賞状の種類(例:努力賞、皆勤賞、優秀賞など)を堂々と、やや強調して読みます。

「優秀賞」

※ここで一呼吸おいて、次の受賞者氏名へ移ると緊張感が出ます。

受賞者の氏名と敬称

表記されたまま正確に読みます。

氏名の前に「○○ 殿」などの敬称がある場合、それも含めます。

「佐藤 花子 殿」

※「さん」ではなく、「殿」と読みます。

間違いやすいので、事前に名前の読み仮名は確認しておきましょう。

本文(表彰理由)

自然な口調で、文節ごとに区切りながら丁寧に読みます。

強弱をつけ、意味の区切れで適切な間をとります。

「あなたは、学業において常に優秀な成績をおさめ、
 他の模範となる態度で学校生活を送られました。」

「よってここにその努力をたたえ、これを賞します。」

※「ここにその努力をたたえ、これを賞します」のような結びの言葉は、声を少し強めに、ゆっくり読むと締まりが出ます。

日付

「令和◯年◯月◯日」と表記がある場合、そのまま読みます。

「令和七年 七月二十九日」

※年号や日付の読み間違いを防ぐため、事前に何度も確認しておくと安心です。

授与者の氏名・団体名と肩書き

賞状の下部に記載されている発行元を読みます。

「〇〇中学校 校長 山田 太郎」

※役職名があれば、省略せずに読みます(例:「会長」「代表取締役」など)。

読み上げ時のマナー・姿勢

姿勢

  • 読み手は背筋を伸ばし、正面を向いて読みましょう。
  • できればマイクの位置は口元に合せて調整します。
  • 目線はなるべく原稿と受賞者の両方を交互に向けるのが理想です。

声のトーン

  • はっきりと明瞭な声で
  • ゆっくりとしたテンポで
  • 感情を込めすぎず、格式と敬意を込めて読むことが大切です。

読み上げ例(全文)

優秀賞

山田 太郎 殿

あなたは一年間、クラスの学級委員として積極的に活動し、
仲間とともに学級を明るくするために尽力されました。

よってここにその努力をたたえ、これを賞します。

令和七年 七月二十九日

東京都立第一中学校
校長 佐藤 一郎

よくある失敗と対策

失敗例対策
名前の読みを間違える事前にフリガナを確認し、読みの練習をする
早口になってしまう意識して1.2倍程度ゆっくり読む練習をする
押印部分を読んでしまう押印(印章・印影)は読み上げません
声が小さくて聞こえにくい少し大きめの声で、腹式呼吸を意識する

練習方法

  1. スマホで録音して自分の声を確認する
  2. 家族や友人に聞いてもらい、違和感のある部分をフィードバックしてもらう
  3. 実際の式典のタイムスケジュールに合わせて、本番と同じリズムで通して読む練習をする

まとめ

まとめ,イメージ

賞状の読み上げは、単なる「音読」ではなく、受賞者への敬意と感謝を示す厳粛な行為です。

丁寧な練習と所作によって、式典全体の印象も大きく変わります。

以下の3点を意識すると、読み上げが格段に良くなります。

  • 正確さ(特に氏名と日付)
  • 間の取り方と抑揚(機械的に読まない)
  • 気持ちを込めた丁寧な読み

本番では落ち着いて、心を込めて読み上げれば、きっと受賞者にも来賓にも喜ばれることでしょう。

以上、賞状の読み上げ方についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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