印刷のドブとは

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印刷の「ドブ」とは、印刷物の仕上がりサイズよりも大きくデザインを作成する際に、周囲に設ける余白部分を指します。

これは、印刷後の断裁工程で発生する微細なズレを補正し、仕上がりに白い縁が見えないようにするための工夫です。

印刷物の端までデザインや画像を配置する際には、仕上がりサイズぴったりでデザインすると、断裁のズレにより紙の白地が見えてしまうリスクがあります。

これを防ぐために、デザインを少し大きめに作成し、余分な部分を断裁するのが一般的です。この余分な部分が「ドブ」と呼ばれます。

目次

ドブの目的と重要性

  • 断裁ズレの補正: 印刷の断裁は非常に精密ですが、数ミリ単位でズレることがあります。ドブを設けることで、このズレによる余白の露出を防ぎます。
  • デザインの一貫性: ドブがあることで、デザインの一貫性を保ち、仕上がりの見た目を良くすることができます。特に背景色や写真が端まであるデザインでは、ドブの有無が仕上がりの印象に大きく影響します。

ドブの設定方法

  • 標準的なサイズ: ドブのサイズは一般的に3mm~5mm程度が標準です。ただし、印刷業者によっては異なるサイズを推奨している場合もあるため、事前に確認が必要です。
  • デザインソフトでの設定: Adobe IllustratorやInDesignなどのデザインソフトでは、ドブの設定が可能です。ドキュメントの設定でドブのサイズを指定し、その分だけデザインを広げておくことで、印刷時のズレに対応できます。

ドブと仕上がりサイズ

  • 仕上がりサイズ: 最終的な印刷物のサイズです。例えば、名刺の仕上がりサイズが90mm×50mmの場合、ドブを含めたデザインサイズは95mm×55mm(ドブが各辺5mmの場合)となります。
  • 断裁マーク: ドブを設定した場合、印刷用データには仕上がりサイズの位置を示す断裁マーク(トンボ)を入れるのが一般的です。これにより、正確にどこを断裁するかがわかります。

注意点

  • テキストの配置: 重要なテキストやロゴなどは、ドブ部分にかからないように、仕上がりサイズの内側に配置する必要があります。断裁時に切れてしまう可能性があるためです。
  • 画像の解像度: ドブを含めたサイズで画像を用意する場合、画像の解像度にも注意が必要です。解像度が低いと仕上がりが粗くなってしまうため、適切な解像度(一般的には300dpi程度)でデザインします。

ドブの理解と適切な設定

ドブは印刷物の品質に直接影響する重要な要素です。

正しく理解し、適切に設定することで、仕上がりの見栄えを高め、プロフェッショナルな印刷物を作成することができます。

印刷物を作成する際には、ドブを含めたデータ作成が求められるため、事前に印刷業者の指示を確認し、デザインに反映させることが重要です。

以上、印刷のドブについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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