印刷の線数とは

オフセット印刷,イメージ

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印刷の線数(Lines Per Inch, LPI)は、印刷物の画質や解像度を示す指標の一つで、主にオフセット印刷で使用されます。

線数は1インチ(2.54cm)あたりに並ぶ網点(ドット)の数を指し、印刷物の細部の再現性や品質に大きく影響します。

目次

線数の基本

  • 網点: 印刷物の画像や色調は、小さな点(網点)の集合で表現されます。これらの網点の大きさや密度を調整することで、さまざまな色や濃淡が再現されます。
  • 線数 (LPI): 1インチあたりの網点の数を線数と言います。例えば、150 LPIの場合、1インチに150個の網点が並んでいることを意味します。

線数と画質の関係

  • 線数が高いほど画質が良い: 線数が高いほど、網点が細かく密に配置されるため、印刷物の解像度が高くなり、より詳細で滑らかな画像が得られます。しかし、線数が高くなると印刷に必要なインクの濃度や紙の質も重要になります。
  • 線数と解像度のバランス: 通常、線数は画像の解像度(DPI, Dots Per Inch)の半分から3分の1程度が適切とされます。例えば、300 DPIの画像なら、150 LPIから200 LPI程度が一般的な設定です。

線数の選択

  • 用途に応じた線数: 線数は印刷物の用途に応じて選択されます。新聞や雑誌の印刷では、一般的に85 LPIから150 LPIが使用されます。一方、高品質な写真集やカタログなどでは、200 LPIから300 LPI以上の線数が使われることもあります。
  • 紙質の影響: 線数の選択には、使用する紙の質も重要です。高線数の印刷には、インクの滲みが少ないコート紙などが適しています。逆に、新聞紙のように吸収性の高い紙では、低い線数が使われます。

線数の実際の影響

  • 低い線数: 線数が低い場合、網点が粗く見えるため、画像の詳細が失われ、全体的にぼんやりとした印象になります。これは新聞やフライヤーなど、詳細な画質よりもコストや大量印刷が重要な場合に使用されます。
  • 高い線数: 線数が高い場合、網点が非常に細かくなるため、画像の細部がシャープに再現されます。高級カタログや写真集など、品質が求められる印刷物で使用されますが、印刷コストが高くなる傾向があります。

線数の設定例

  • 新聞印刷: 約85 LPI – 100 LPI
  • 雑誌印刷: 約133 LPI – 175 LPI
  • 高品質印刷: 200 LPI以上

まとめ

まとめ,イメージ

印刷の線数は、印刷物の画質や仕上がりに直接影響を与える重要な要素です。

線数が高いほど画質は向上しますが、それに伴いコストや印刷環境の制約も増えます。

そのため、印刷の目的や紙の種類に応じて適切な線数を選ぶことが求められます。

以上、印刷の線数についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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