お祭りの案内状を作成する際には、「目的」「日時」「場所」「主催者」「参加へのお願い」などの基本情報を丁寧に伝えるとともに、読む人の心を動かす“温かみ”や“地域らしさ”を感じさせる表現が大切です。
ここでは、構成の基本と、目的別の文例を詳しく紹介します。
お祭り案内状の基本構成
- 頭語と時候の挨拶
「拝啓」「初秋の候」「盛夏の候」など季節のあいさつから始めます。地域の風物を織り交ぜるとより印象的です。 - 開催の案内・趣旨説明
「今年も恒例の〇〇祭りを開催いたします」「地域の皆さまへの感謝を込めて…」など、開催の目的や意図を簡潔に伝えます。 - 日時・場所・内容
日時・会場を明確に。雨天時の対応や駐車場情報など、実用的な情報も添えます。 - 参加や来場のお願い
「ご家族そろってお越しください」「皆さまのご参加を心よりお待ちしております」など、参加を促す言葉で締めます。 - 結語と署名
「敬具」で結び、主催者名や連絡先を記します。
文例①:地域のお祭り(自治会主催)
拝啓 初夏の候、皆さまにはお変わりなくお過ごしのこととお喜び申し上げます。
さて、今年も恒例の「〇〇町夏祭り」を下記のとおり開催いたします。
日頃より地域活動にご協力いただいている皆さまへの感謝を込め、楽しい催しをご用意いたしました。
当日は模擬店や盆踊り大会、こども抽選会など、ご家族皆さまでお楽しみいただけます。
ぜひお誘い合わせのうえ、ご来場くださいますようお願い申し上げます。記
日時: 令和〇年〇月〇日(土)午後5時~午後9時
場所: 〇〇町公園(雨天の場合は〇〇公民館)
主催: 〇〇町自治会
お問い合わせ: 〇〇(☎000-0000-0000)皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
敬具
文例②:企業・商店街主催の夏祭り
拝啓 盛夏の候、皆さまにはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
平素より〇〇商店街をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
このたび、地域の皆さまへの感謝の気持ちを込めて「〇〇サマーフェスティバル」を開催いたします。
当日はステージイベントや福引大会、屋台コーナーなどを予定しております。
夏のひとときを、ぜひ皆さまでお楽しみください。記
日時: 〇月〇日(日) 午後4時~午後9時
会場: 〇〇商店街通り一帯
主催: 〇〇商店街振興組合皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げます。
敬具
文例③:学校や子ども会のお祭り
拝啓 秋涼の候、皆さまにはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、今年も「〇〇小学校 秋まつり」を開催いたします。
子どもたちが中心となって準備したゲームコーナーや模擬店のほか、地域の方々によるパフォーマンスも予定しております。
ご家族そろってお越しいただき、子どもたちの笑顔を一緒に見守っていただければ幸いです。記
日時: 〇月〇日(土)午前10時~午後2時
会場: 〇〇小学校校庭(雨天時は体育館)
主催: 〇〇小学校PTA・子ども会皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げます。
敬具
文面作成のポイント
- 親しみやすさを意識する:地域の祭りであれば、フォーマルすぎず柔らかい言葉遣いを意識。
- ビジュアル要素を活かす:印刷する場合は、和柄・うちわ・提灯などのイラストや飾り枠を使うと雰囲気が出ます。
- フォントの工夫:タイトルは筆文字風やゴシック体、本文は明朝体を使うと読みやすく華やか。
- デジタル用(メールやSNS)では、絵文字や改行を多めに入れて見やすく構成します。
以上、お祭りの案内状の文例についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

