日本から海外へはがきを送る場合、国内郵便とは異なるルールがいくつかあります。
特に「料金」「サイズ」「発送方法」は誤解されやすいため、ここでは日本郵便の公式ルールに基づいた正確な情報のみを整理して解説します。
目次
海外あてはがきの基本料金
日本から海外へ「はがき」として送る場合、料金は発送方法によって異なります。
- 航空便:100円
- 船便:90円
- 送り先の国・地域による料金差はなし
- SAL(エコノミー航空便)は利用不可
つまり、「海外はがき=必ず100円」というわけではなく、航空便を選ぶ場合が100円、船便なら90円が正確な理解です。
国際郵便における「はがき」の定義
海外郵便では、見た目がはがきであっても、一定のサイズ・重量条件を満たさないと「はがき」として扱われません。
重量条件
- 2g以上6g以内
これを超えると、「はがき」ではなく別の郵便区分として扱われる可能性があります。
サイズ条件(国際はがき)
国際郵便のはがきは、国内はがきよりもサイズ条件が広く設定されています。
- 長辺:14cm以上 23.5cm以下
- 短辺:9cm以上 12cm以下
- 長辺は短辺の1.4倍以上
国内の一般的な官製はがきサイズ(約14.8×10cm)はこの条件を満たしていますが、海外向けではやや大きめのポストカードも「はがき」として送れる点が特徴です。
官製はがき・私製はがきの扱い
官製はがき(国内用)
- そのまま海外には送れません
- 合計で航空便100円または船便90円になるよう切手を追加すれば使用可能
例
- 85円はがき + 15円切手 → 航空便
- 85円はがき + 5円切手 → 船便
私製はがき(市販・自作)
- サイズ・重量条件を満たしていれば送付可能
- 切手を貼り、料金を満たす必要あり
写真はがきや厚紙タイプは、重量が6gを超えやすいため注意が必要です。
重量オーバーした場合の注意点
はがきが 6gを超えると「はがき扱い」にならない可能性があります。
その場合、
- 国際郵便の別区分(書状等)として扱われる
- 料金は 重量・発送方法(航空/船)により再計算
となり、はがき料金(90円・100円)は適用されません。
厚紙・装飾・シール・写真の貼り付けは、重量超過の主な原因です。
発送方法(航空便・船便)の違い
航空便
- 料金:100円
- 到着目安:おおよそ1週間〜10日(国・地域により差あり)
船便
- 料金:90円
- 到着まで数週間〜数か月かかることもある
※ 国際はがきでは SAL便は利用できません。
切手の貼り方
- 宛名面の右上に貼付
- 複数枚貼る場合も、右上にまとめて貼る
- 合計金額が正しければ、切手の組み合わせは自由
宛名の書き方
海外郵便では、以下の書き方が一般的かつ安全です。
- 宛名・住所は ローマ字(英字)
- 国名は英語で、最後の行に大文字表記
例
Mr. John Smith
123 Main Street
New York, NY 10001
USA
国名を日本語で書くと、海外の郵便局で仕分けできず、遅延や返送の原因になることがあります。
よくある間違い
- 切手が 国内料金のまま
- 写真・装飾で 6gを超えている
- 国名を 日本語で記載
- 船便を選んだつもりで 100円貼っていない
これらはすべて、返送・遅延・料金不足の原因になります。
出す前のチェックリスト
- 切手は 航空便100円 or 船便90円
- 重量は 6g以内
- サイズは 国際はがき規格内
- 国名は 英語・大文字
- 切手は 宛名面右上
この5点を確認すれば、実務上ほぼ問題ありません。
まとめ
- 海外あてはがきの料金は 一律ではない
- 航空便100円/船便90円
- サイズは国内より広いが、重量6g以内が必須
- 見た目がはがきでも、条件外なら「はがき扱いにならない」
以上、海外に送るはがきの切手代についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

