賞状が折れてしまったときの修復方法には、紙を傷めずに見た目を回復させるための丁寧なアプローチが必要です。
以下に、自宅でできる賞状の折れ修復方法を、道具別に段階を追って詳しく解説します。
特に大切な賞状(学校の卒業証書、表彰状など)の場合は、慎重な対応が求められます。
目次
準備するもの
- 清潔なアイロン(スチーム機能付きが望ましい)
- 清潔な布(コットン素材が理想)
- 重しになる本や板(A4サイズ以上)
- ワックスペーパーまたはコピー用紙(アイロン時の保護に使用)
- スプレー式の霧吹き(水のみ入れる)
- 平らな作業台
方法①:軽い折れ・しわの場合(スチームと重し)
ステップ1:賞状を平らな場所に置く
折れ目を手で優しく戻しながら、賞状全体をできるだけ平らにします。
ステップ2:霧吹きでごく軽く湿らせる
- 折れ線部分にだけ、遠くからごく軽く霧吹きで水をかけます。
- 湿らせすぎるとインクがにじむことがあるので、紙がうっすら湿る程度で止めてください。
ステップ3:乾いた布を当ててスチームアイロン
- アイロンのスチームをONにし、中温設定に。
- 直接賞状に当てず、賞状の上に布+ワックスペーパーなどを置いてからアイロンを当てます。
- ゆっくり、軽く押し当てる程度でアイロンを数秒ずつ動かします。折れ目の上は特に慎重に。
ステップ4:重しをして冷ます
- アイロン後すぐ、コピー用紙を上下に敷いて、その上に重い本や木の板などを置き、数時間放置します。
- 完全に乾くまでそのままにしましょう。
方法②:深く折れてしまった賞状の場合(重し+湿度管理)
折れが深くて筋が残る場合は、より時間をかけて自然に修復する方法も効果的です。
ステップ1:軽く霧吹きし、折れ目を戻す
- 折れ目に沿って紙を伸ばし、折れ跡をできるだけ平らに整えます。
ステップ2:賞状全体をコピー用紙で挟む
- コピー用紙2枚(清潔で薄いもの)で上下から挟み、インクを保護します。
ステップ3:重しをして一晩以上放置
- 重い本をまんべんなく置き、できれば1~2日間放置します。
- 湿度が高めの部屋(風呂上がりの脱衣所など)に置くと、紙が柔らかくなり効果的。
注意点
| 注意項目 | 説明 |
|---|---|
| 熱のかけすぎ | 紙が波打ったり、インクがにじむ恐れあり。温度は中温以下で慎重に。 |
| 直接アイロンを当てない | ワックスペーパーや布で保護必須。特にインク部分は熱に弱い。 |
| 紙の種類に注意 | 和紙風・ツルツル加工された賞状は、加熱により変色することもあるため特に注意。 |
| 額装してからの保管 | 修復後は賞状用の額に入れて保管すると、今後の折れや湿気を防げます。 |
どうしても直らない場合は…
- コピー業者や紙の修復専門業者に依頼する方法もあります。重要な賞状(卒業証書、国家資格、表彰状など)の場合は、プロに相談するのが無難です。
- また、発行元に再発行が可能か問い合わせることも考えてください(場合によっては有償対応)。
まとめ

賞状が折れてしまっても、水分・熱・圧力をうまく調整することで、かなり目立たなくすることができます。
ただし、焦って強い力を加えたり、アイロンを直接当てたりすると逆効果になりかねません。
丁寧に、段階を踏んで対応しましょう。
以上、賞状が折れたのを直す方法についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

