タペストリーのクリーニング方法について

手洗い,イメージ

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タペストリーのクリーニングは、素材や染料、仕立てによって適切な方法が異なるため、慎重な取り扱いが求められます。

以下では、タペストリーの素材別のクリーニング方法注意点保管・メンテナンス方法について、プロのクリーニング知識も踏まえて詳しく解説します。

目次

素材別のクリーニング方法

綿・麻(コットン・リネン系)

基本の手順(手洗い)

  1. ホコリを払う:柔らかいブラシや掃除機の布用ノズルで表面のホコリをやさしく除去。
  2. ぬるま湯に中性洗剤を溶かす(30℃以下)
  3. やさしく押し洗い:こすらず押すように。
  4. すすぎは十分に:洗剤残りがあると黄ばみやカビの原因に。
  5. バスタオルで水気を吸収し、陰干し:形が崩れないよう平干しがおすすめ。

注意点

  • 強く絞らない(繊維がヨレる)
  • 直射日光NG(退色や縮みの原因)

ウール(羊毛系)

基本の手順(専門業者推奨)

  • 水洗いは縮みの原因になるため、ドライクリーニングが基本。
  • 自宅で行う場合は、以下のように丁寧に。

自宅での応急処置(部分汚れに)

  1. 冷水とウール用洗剤を使用
  2. 柔らかい布に染み込ませ、軽くポンポン叩く
  3. 清水で同様にすすぎ、風通しのよい日陰で乾かす

ポリエステル・ナイロン系(合成繊維)

基本の手順(手洗いまたはネット使用の洗濯機可)

  1. ネットに入れて「ドライコース」や「手洗いモード」で洗濯機へ
  2. 中性洗剤使用
  3. 脱水は短時間に(型崩れ防止)
  4. 陰干し

絹(シルク)や天然染色品

高級タペストリーの場合

  • 絶対に自宅で洗わないでください。
  • 色落ち、染料の滲み、繊維の劣化の危険が高いため、専門のクリーニング業者(美術品取扱経験のあるところ)に依頼するのが安心です。

クリーニング時の注意点

注意点説明
色落ち確認目立たない箇所に水を含ませた布で軽く叩き、色が移らないかテスト
装飾部分ビーズ・刺繍・フリンジなどは摩擦に弱いため、別途保護
アイロン低温、当て布使用が基本。乾ききる前に整えると効果的
タンブラー乾燥縮みや繊維破損の原因になるため絶対NG

タペストリーのメンテナンスと保管方法

日常のお手入れ

  • 月1回の掃除機がけ:布用ノズルでホコリ除去
  • 直射日光を避ける:色褪せ防止のためカーテンやUVフィルムで対応
  • 湿度管理:特に梅雨時は除湿機や防湿剤が有効

長期保管

  • 丸めて保管が基本。折り畳むと折りジワや破れの原因に。
  • 通気性の良い袋(不織布など)に包む
  • 防虫剤は直接触れないよう別に包む

特殊なタペストリーの扱い

種類特別なケア方法
タイダイ染め色落ちしやすいため冷水で単独洗い
フリンジ付き絡まらないようネットに入れる or 手洗い推奨
アート系プリント印刷部分に摩擦を加えないように注意

クリーニングに出すときのチェックリスト

  • サイズを測っておく(料金の目安が出しやすい)
  • 写真で現状を記録(色落ちや損傷がないかの確認用)
  • シミや傷の場所をメモして伝える
  • タグがあれば必ず確認(洗濯表示の有無)

まとめ

まとめ,イメージ
素材自宅洗い可専門業者推奨
綿・麻○(手洗い)△(高級品や大判)
ウール△(部分のみ)
ポリエステル◎(ネット使用可)
シルク・天然染色×

最後に

タペストリーはインテリアのアクセントとしてだけでなく、文化的・芸術的な価値も持ち合わせている場合があります。

誤った洗い方で色がにじんだり縮んだりすると元に戻すのは困難です。

不安な場合は、必ず専門業者に相談するのがベストです。

以上、タペストリーのクリーニング方法についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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