箔押しの意味や役割について

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箔押し(はくおし)」とは、金属のような光沢を持つ薄いフィルム(「箔」)を紙や革、プラスチックなどの素材の表面に熱と圧力を加えて転写する加工技術のことです。

主に印刷物や製品の装飾やブランド価値の向上に用いられます。

以下では、「意味」「技術的な仕組み」「役割」「種類」「活用事例」などを詳しく解説します。

目次

箔押しの意味とは

「箔押し」は、特定のデザイン(文字や模様など)を強調するために、金属光沢や光反射をもたせた装飾加工のことです。

英語では「foil stamping」または「hot stamping」と呼ばれます。

金属箔を用いることで、印刷では出せない高級感・重厚感・立体感を演出できるため、パッケージデザインや名刺、書籍カバー、証書、招待状などで広く用いられています。

箔押しの技術的な仕組み

基本工程

  1. 箔(フォイル):金・銀・ホログラムなどのフィルムを準備
  2. 金型(版):凸型にデザインを彫刻した金属製の版を用意
  3. 熱と圧力を加える:版を加熱し、箔を素材に押し当てて転写
  4. 冷却・定着:箔が接着剤と熱で素材に接着され、冷めることで固定される

素材例

  • 紙(厚紙、クラフト紙、和紙など)
  • プラスチック(PVC、PET)
  • 革(本革、合成皮革)
  • 木材、布なども一部対応可能

箔押しの主な役割

高級感・プレミアム感の演出

箔押しは、視覚的・触覚的に特別な質感を与えるため、ブランドのイメージアップに直結します。

例:化粧品やジュエリーボックスのパッケージ、限定版の書籍など

視認性・識別性の向上

通常の印刷では目立たない部分でも、光の反射で目を引くため、ブランドロゴや製品名などの強調に最適です。

例:名刺の社名、ロゴ、結婚式の招待状の名前部分など

偽造防止・信頼性の付与

公式文書や証明書などに用いることで、セキュリティ効果や真正性の証明にも使われます。

例:卒業証書、認定証、チケット、政府関連の公文書など

デザインのアクセント

微細な模様やホログラム処理などで、装飾性の高いデザインを可能にし、視覚的なインパクトを演出します。

例:グリーティングカード、雑貨のラベル、クリスマス包装紙

箔の種類と特徴

箔の種類特徴主な用途例
金箔(ゴールド)華やかで高級感があり、目立ちやすいパッケージ、ロゴ、証書
銀箔(シルバー)クールで現代的な印象、上品さ名刺、電子機器のパッケージ
カラーフォイル青・赤・緑など多彩な色が選べるPOP、招待状、装飾品
ホログラム箔虹色に輝き、角度によって見え方が変わる偽造防止、キャラクターグッズ
マット箔光沢を抑えた落ち着いた仕上がり高級文具、企業ロゴ
パール箔上品な光沢で、女性向け商材に適する化粧品、婚礼グッズ

箔押しの活用事例

名刺

企業ロゴや社名を金箔や銀箔で箔押しすることで、初対面の印象をアップしやすい。

書籍

タイトルや装飾の部分を金箔で飾ることで「重厚な存在感」や「特別感」を強調できる。

パッケージ

箔押しされたロゴは、ブランドの信頼性や高価格帯を想起させ、購買意欲を高める。

ウェディングアイテム

招待状、席札、メニュー表などを金やパールの箔で加工することで、記念性をアップ。

証明書・証書

卒業証書や認定証に箔押しの校章・エンブレムを施すことで、権威と真正性を保証。

箔押しと他の加工との違い

加工方法特徴違い・使い分け
箔押し金属箔で光沢あり高級感・装飾性を重視
エンボス加工凹凸のみの加工触感や立体感を重視
デボス加工凹みをつける加工控えめで上品な印象
UV加工特定部分に光沢・保護を与える耐久性や光沢の付与

※これらを組み合わせることも可能(例:箔押し+エンボスで立体的な金属感)

まとめ

まとめ,イメージ

箔押しは単なる装飾ではなく、ブランドの品格を高め、視覚と触覚に訴えるマーケティング的な効果を持っています。

特に「高級感・信頼性・差別化」が求められる印刷物や製品には欠かせない加工方法です。

以上、箔押しの意味や役割についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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