タペストリーのしわや折り目をきれいに取る方法について、プロ仕様から家庭でできる対処法まで、素材別・道具別・注意点付きで詳しくご説明します。
布製のインテリアは見た目が命。
しわや折り目があると印象が悪くなるので、きちんとケアしておくと見栄えがぐっと良くなります。
目次
タペストリーの主な素材としわの特性
タペストリーのしわの取り方は、素材によって適切な方法が異なります。
まずは主な素材の特性を理解しておきましょう。
| 素材 | 特性 | 熱に対する耐性 | しわの取れやすさ |
|---|---|---|---|
| ポリエステル | 軽量・丈夫・多くの市販品に使われる | △ 熱にやや弱い | ○ |
| 綿(コットン) | ナチュラルな風合い・アイロンに強い | ◎ 高温にも耐える | ◎ |
| リネン(麻) | 高級感あり・しわになりやすい | ○ 中温までOK | △ |
| シルク・レーヨン | 繊細で光沢感がある | × 熱に非常に弱い | × デリケート |
タペストリーのしわ取り方法(5つの基本)
アイロンを使う(※素材に応じて温度調整)
手順
- タペストリーを平らなアイロン台に広げる
- 素材に合った温度に設定
- 綿・リネン:中〜高温
- ポリエステル:低温(必ず当て布を使用)
- 必ず当て布(タオルや綿の布)をして、やさしく押し当てるようにアイロン
- 完全に乾かすまで吊るしておく(再びしわ防止)
注意点
- プリント部分は直接熱を加えると変色やにじみの原因に。
- アイロンをスライドさせすぎず、軽く押し当てる感覚で行うのがポイント。
スチーム(アイロンのスチーム機能 or スチーマー)
特におすすめ
- ポリエステル製や、繊細な素材
- 壁に掛けたまましわを取りたい場合
手順
- タペストリーを吊るした状態にする(カーテンレールなど)
- スチームを20〜30cm離して当てる
- 手で軽く引っ張るとしわが伸びやすい
- スチーム後、自然乾燥で形をキープ
注意点
- 水滴がつくとシミになる素材もあるため、スチームの距離は重要
- できれば広いスペースで作業(壁が熱で傷まないように)
風呂場の湯気でしわ取り(簡易スチーム)
手順
- しわのあるタペストリーをハンガーにかける
- お風呂にお湯を張る(40〜45℃)
- 湯気が立つ浴室に20〜30分吊るす
- 湯気がしみ込んでしわがやわらかくなる
- 風通しの良い場所で自然乾燥
メリット
- 道具不要、素材にもやさしい
- 忙しい朝に「ついでに」できる
重しで伸ばす(長時間かけてしわを取る方法)
手順
- タペストリーを大きめのテーブルなど平面に広げる
- 端を均等に引っ張り、四隅に重し(辞書や本など)を置く
- 数時間〜1日ほどそのままにする
向いているケース
- 熱を加えたくない素材(シルク・レーヨンなど)
- 軽いしわや折り目に有効
洗濯して自然乾燥でしわ伸ばし(※素材により可)
手順
- 洗濯タグの表示を確認(洗濯可かどうか)
- ネットに入れて「手洗いモード」や「ドライコース」で優しく洗う
- 脱水は短めにして、水分を残したまま吊るす
- 自然乾燥で重力によってしわを伸ばす
注意点
- タンブラー乾燥はNG(縮みやプリント剥がれの原因)
- 洗濯自体がプリントを傷める場合もあるので要確認
やってはいけない注意点まとめ
| NG行為 | 理由 |
|---|---|
| 高温アイロンを直接プリントに当てる | インクが溶けたり、変色の原因になる |
| タンブラー乾燥(乾燥機) | 縮み・傷み・変形のリスクが高い |
| スチームを近づけすぎる | シミや変色、素材の劣化につながる |
| 折ったまま収納 | 新たなしわ・折り目の原因に |
長持ちさせるための保管のコツ
- 筒状に巻いて保管する(しわや折れを防ぐ)
- 防虫剤や除湿剤を一緒に保管(湿気やカビ対策)
- 直射日光・高温多湿を避ける場所に置く
まとめ

しわ取りは一見簡単そうでも、素材に合わない方法を使うとダメージを与える可能性が高いため、慎重に行う必要があります。
特にお気に入りのタペストリーであればあるほど、アイロン温度・スチーム距離・乾燥方法を守って、丁寧に扱うことが大切です。
以上、タペストリーのしわや折り目の取り方についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

