タペストリーの持ち運びには、素材の保護やシワ防止、輸送中の破損対策など、いくつかの注意点があります。
ここでは「美術品としての織物タペストリー」から「イベントや展示用の布製タペストリー(ポリエステルなど)」まで、広い範囲を想定して、安全かつスマートに持ち運ぶ方法を詳しくご紹介します。
目次
タペストリーの種類を確認する
持ち運び方は、タペストリーの素材やサイズによって変わります。
以下のような分類を考えてみましょう。
| 種類 | 素材例 | 持ち運びで注意すべき点 |
|---|---|---|
| 芸術的なタペストリー(織物) | ウール、シルク、リネン | 折りジワ・湿気・摩耗 |
| イベント用タペストリー | ポリエステル、キャンバス | 巻きジワ・プリント剥がれ |
| 写真や布製ポスター型 | 布地(化繊中心) | シワ、折り目 |
タペストリーの持ち運び方法
巻いて持ち運ぶ方法(推奨)
ほとんどのタペストリーにおいて、「巻いて筒に入れる」のが最も安全です。
手順
- タペストリーを平らな面に広げる
- 表面を下にするとプリント保護に有利です。
- 芯(紙筒やプラスチックパイプ)に巻きつける
- なるべく大きな直径の芯(5cm以上)を使い、きつく巻かないように。
- クラフト紙や不織布で巻き全体を包む
- 湿気や摩擦から保護。
- 筒状ケースに入れる
- 画材屋で買える「図面ケース」や「ポスターケース」がおすすめ。
- 持ち運び用バッグに入れる
- 持ち手付きの筒ケースや、筒をショルダーバッグに収納。
メリット
- 折りジワがつかない。
- 雨や湿気から守れる。
- コンパクトに収納可能。
注意点
- 巻きジワを防ぐために、芯の直径はある程度確保。
- 素材が繊細な場合は酸性でない紙(アーカイバル紙)を使用するのが理想。
折って持ち運ぶ方法(応急用)
どうしても巻くことができない、またはケースがない場合の方法です。
手順
- 表面がこすれないように柔らかい紙または不織布を挟む
- 端から均等に折る(蛇腹折りや2つ折り)
- 平たい袋やファイルに入れる
- バッグやスーツケースに平らに収める(曲げない)
メリット
- 道具がなくてもすぐ対応可能。
- 小型の布タペストリーに向いている。
注意点
- 折り目が付きやすく、特にプリントものは跡が残る。
- 湿気や摩擦で傷むこともあるため、短時間限定がおすすめ。
飛行機や遠距離移動時の注意点
もし長距離移動(飛行機・新幹線・配送)を想定している場合
- ハードケースを使用(布製より安全)
- 機内持ち込みサイズか事前に確認
- 「美術品」「折り曲げ厳禁」などと明記
- クッション材を多めに入れる(特に木製パーツ付きの場合)
使用後の収納・ケア
持ち運んだあとは、以下のケアも忘れずに
- 広げて湿気を飛ばす
- 軽くスチームアイロンをかける(化繊やプリントは低温必須)
- 再度巻いて保管(折ったまま保管は厳禁)
タペストリー用のおすすめケース・収納用品
| アイテム名 | 特徴 | 入手先例 |
|---|---|---|
| ポスター用図面ケース | 肩がけも可能で防水性あり | Amazon、文具店 |
| 画材用紙筒ケース | ハードタイプで安全性◎ | 世界堂、東急ハンズ |
| アートキャリングバッグ | 平置き収納向け、A1サイズなどあり | 楽天、画材専門店 |
まとめ

タペストリーは見た目以上にデリケートなアイテムです。
最もおすすめの持ち運び方法は
- 芯を使って巻いて収納
- 保護材で包んで筒状のケースに収納
- 雨や湿気、衝撃への備えをする
特に、展示会・イベント・旅行などで持ち運ぶ場合には、「なるべく折らない」「高温多湿を避ける」「表面を守る」という3点を意識することが大切です。
以上、タペストリーの持ち運び方法についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

