ノベルティ(novelty)は、企業や団体が配布する「無料の記念品」や「プロモーショングッズ」のことを指します。
ボールペンやクリアファイル、エコバッグ、マグカップなど、日常的に使えるアイテムにロゴやブランド名を入れて配布することで、企業の認知度向上や販促活動に貢献します。
以下では、ノベルティの目的や効果を多角的に解説していきます。
ノベルティの主な目的
企業や商品の認知度向上
ノベルティは、配布した瞬間だけでなく、使い続けられることで自然とブランド名が視界に入り続けます。
特に日常使いされるアイテムであれば、広告を繰り返し見せるのと同じ効果が得られます。
- 例:ロゴ入りエコバッグ → スーパーや職場などで使われ、周囲にも目に触れる
- 例:オリジナルボールペン → 書類を書くたびにブランドを意識させる
企業イメージの向上・ブランディング
環境配慮型素材を使ったグッズや、デザイン性の高いアイテムを提供すれば、企業の価値観や美意識が伝わりやすくなります。
- 例:FSC認証紙のノート → SDGsへの取り組みを印象づける
- 例:シンプルで洗練されたロゴ入りタンブラー → 「スタイリッシュな企業」イメージを構築
販促活動のサポート
展示会・イベント・キャンペーン時に配布することで、記憶に残るきっかけを作ることができます。
DMやメールでは伝えきれない印象を、物理的なアイテムとして手渡すことで補完します。
- 例:展示会での名刺交換と同時にノベルティを渡す → 名刺の代わりにノベルティが印象に残る
- 例:キャンペーンで購入者に限定グッズを進呈 → 購買意欲を高める
ロイヤルティの向上
既存顧客への感謝や、会員制度の特典としてノベルティを配布することで、顧客満足度やリピート率を向上させます。
- 例:アニバーサリーギフトとしてオリジナルグッズ送付 → 「大事にされている」と感じさせる
- 例:ポイント交換ノベルティ → 会員制度の継続率が高まる
情報拡散・SNSバズの誘発
最近では、写真映えするノベルティを使ってSNSでの拡散を狙う企業も増えています。
- 例:ユニークな形のUSBメモリや限定キャラクターグッズ → SNSに「もらった!」と投稿されやすい
- 例:Instagramキャンペーンと連動した限定ノベルティ → ユーザー投稿で認知が急拡大する可能性
ノベルティが持つ具体的な効果
長期的な広告効果(持続性)
ノベルティは一般的な広告と違い、一度配布すれば長期間にわたって広告として機能します。
テレビCMやSNS広告のように一過性ではなく、実用品なら半年〜数年使われるケースも。
- 例:企業ロゴ入りのモバイルバッテリーやUSB → 数年使われるケースも
ターゲットを絞ったマーケティングが可能
特定の属性にだけノベルティを配ることで、ターゲティング広告と同様の効果が得られます。
- 例:学生向けイベントで配布 → 若年層へのブランド認知拡大
- 例:主婦層の集まる会場で配布 → 実用性重視のアイテムで効果的アプローチ
心理的好感度の上昇(返報性の原理)
「もらう → 嬉しい → 好意を持つ → 行動する」という流れが自然に発生します。
これは心理学でいう返報性の原理に基づいており、ノベルティは行動喚起の起点になります。
- 例:来場者にグッズを配る → お礼にアンケートへ協力してもらえる
- 例:商品購入でプレゼント → つい他の商品も買いたくなる
競合との差別化
同じジャンルの商品やサービスが多数ある中で、ユニークなノベルティは「記憶に残るブランド」として印象づけができます。
- 例:同業他社よりも実用的で高品質なノベルティ → 「信頼できそう」と思わせる
ノベルティ企画の注意点
- ターゲットとの親和性を意識する
- 若年層向けに渋すぎる手帳 → 不適
- シニア層向けに派手なステッカー → 実用性が低い
- コスト対効果を見極める
- 安すぎると使われない
- 高すぎると数が配れない
- 配布タイミングと場所が重要
- 展示会、商談、EC購入特典、街頭配布など、シーンに合った設計が求められます。
まとめ

ノベルティは、広告とギフトの中間の存在ともいえるユニークなマーケティング手法です。
正しく設計すれば、認知拡大・ブランド価値向上・顧客満足・販促支援・SNS拡散といった多くのマーケティング課題にアプローチできます。
効果的なノベルティとは、「相手の生活に自然に入り込めるアイテム」であり、かつ「企業の価値を反映できるデザイン」であることが鍵です。
以上、ノベルティの目的や効果についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

