名刺のフォントのポイント数について詳しく説明します。
名刺のデザインは第一印象を決める重要な要素の一つであり、フォントのポイント数(サイズ)は視認性やデザインのバランスに大きく影響を与えます。
目次
名刺のフォントサイズの基本
推奨フォントサイズ
名刺の標準的なサイズ(91mm × 55mmや85mm × 55mm)に適したフォントサイズは以下の通りです。
| 要素 | 推奨フォントサイズ(pt) | 補足 |
|---|---|---|
| 名前 | 10pt ~ 14pt | 目立たせるためにやや大きめにする |
| 肩書き・役職 | 8pt ~ 10pt | 名前より少し小さめに |
| 会社名 | 9pt ~ 12pt | 企業ブランドによっては太字を使用 |
| 連絡先(電話番号、メールアドレス等) | 7pt ~ 9pt | 読みやすさを意識 |
| 住所 | 6pt ~ 8pt | 省スペースを考慮 |
| キャッチコピー・メッセージ | 8pt ~ 10pt | デザインに応じて調整 |
| URL・SNS情報 | 6pt ~ 8pt | 長くなる場合は小さめに |
※ 6pt以下になると可読性が低下するため、避けるのが無難。
フォントサイズの決め方
名刺においてフォントサイズを決める際のポイントは以下の点を考慮すると良いでしょう。
可読性
- 小さすぎる文字は避ける
特に、視認性が求められる部分(名前・連絡先)は最低7pt以上を推奨。 - フォントの種類による影響
同じポイント数でもフォントによって可読性が異なる。例えば、明朝体や筆記体は同じサイズでも細く見えやすく、ゴシック体は太くはっきり見えやすい。
レイアウトとのバランス
- 名刺に記載する情報量が多い場合、フォントを小さくする必要があるが、詰め込みすぎると視認性が下がる。
- 余白を適切に確保しつつ、重要な情報を際立たせることがポイント。
ブランドイメージ
- フォントサイズはブランドや業種のイメージにも影響する。
- 高級感や格式を演出する場合 → 大きめのフォント(名前は12pt以上)
- シンプル・モダンなデザイン → ミニマルなフォントサイズ(名前は10pt前後)
- 親しみやすいデザイン → 柔らかいフォント+バランスの取れたサイズ
フォントの種類による見え方の違い
フォントの種類によって、同じポイント数でも視認性が異なります。
| フォントの種類 | 特徴 | 推奨ポイント数 |
|---|---|---|
| ゴシック体(例:Noto Sans、游ゴシック) | シンプルで視認性が高い | 8pt 以上 |
| 明朝体(例:游明朝、ヒラギノ明朝) | 繊細で上品な印象 | 9pt 以上 |
| 筆記体・装飾フォント | おしゃれだが可読性が低め | 10pt 以上 |
| 等幅フォント(例:Courier New) | レトロな印象、コード表示に向く | 9pt 以上 |
注意点
- ゴシック体は比較的小さいサイズでも可読性が高いため、7pt程度でも見やすいことが多い。
- 明朝体や筆記体は細いため、小さすぎると視認性が低下しやすい。9pt以上を推奨。
文字間・行間の設定
フォントサイズと同様に、文字間(カーニング)や行間(ラインスペース)の調整も重要です。
文字間(カーニング)
- 名前・会社名 → 標準またはやや広め(+5~10%程度)
- 連絡先・住所 → 詰めすぎず、適度に間隔を空ける(+2~5%程度)
行間(ラインスペース)
- 通常の行間設定:フォントサイズの1.2~1.5倍
- 例:フォントサイズ8pt → 行間 10pt~12pt
- 詰め込みすぎると読みにくくなるので、余白を意識する。
実際の名刺デザインでのフォントサイズの例
パターン1:ビジネス向け(シンプル・視認性重視)
- 名前:12pt(太字)
- 役職:9pt(標準)
- 会社名:10pt(標準または太字)
- 連絡先:8pt
- 住所:7pt
- URL・SNS:6.5pt
パターン2:クリエイティブ・デザイン重視
- 名前:14pt(装飾フォント)
- 役職:8pt
- 会社名:12pt(デザインフォント)
- 連絡先:7pt
- URL・SNS:6pt(小さめだがデザインに合わせる)
まとめ

- 名前は10pt~14ptが一般的(役職・会社名はそれよりやや小さめ)
- 連絡先・住所は7pt~9ptが適切(6pt以下は視認性が低下)
- ゴシック体は小さめでも見やすいが、明朝体・筆記体は大きめ推奨
- 文字間・行間も適切に調整し、詰め込みすぎに注意
名刺のデザインによって最適なフォントサイズは変わりますが、「視認性を確保しながらデザインバランスを取る」のがポイントです。
以上、名刺のフォントのポイント数についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

