「海外でもネットプリントはできるのか?」というご質問にお答えするには、まず「ネットプリント」という言葉の定義を整理する必要があります。
日本で言う「ネットプリント」とは、コンビニなどに設置されたマルチコピー機を使い、あらかじめインターネット上からアップロードした文書や画像を、店舗で印刷できるサービスのことを指します。
代表的なサービスには、以下のようなものがあります。
- セブン‐イレブンの「netprint」(富士フイルム)
- ローソン・ファミリーマートの「PrintSmash」(シャープ)
- 「コンビニ印刷くん」「ネットワークプリントサービス」など
しかし、これらのサービスは基本的に日本国内のコンビニに設置されているマルチコピー機に依存しており、原則として海外の店舗では利用できません。
ただし、以下のような方法や代替手段を利用すれば、「海外でもネット経由でプリントする」ことは可能です。
以下に詳しく説明します。
日本のネットプリントは海外で使える?
結論から言えば、日本国内のネットプリント(セブンイレブンなど)のサービスは、海外から利用登録やファイルのアップロードはできても、プリントアウトは日本のコンビニでしかできません。
理由
- プリントアウトには対応コピー機が必要(日本国内限定)
- 店舗番号やプリント予約番号を入力する仕組みで、物理的にコンビニの機械を操作する必要がある
したがって、たとえ海外からネットプリントの登録やアップロードができたとしても、現地(海外)のコンビニでは印刷できません。
海外で使えるネットプリントの代替手段
海外のオンラインプリントサービスを使う
各国には日本でいう「ネットプリント」に相当するサービスが存在します。
たとえば
アメリカ
- FedEx Office Print Online
→ ドキュメントをウェブ上でアップロードし、最寄りのFedEx店でプリント - Staples Print & Marketing Services
- CVS Photo Print(写真プリント対応)
イギリス
- Print in London
- Ryman Print Services
- Snappy Snaps
オーストラリア
- Officeworks Print & Copy
- Snap Print & Design
シンガポールや香港
- Fuji Xerox DocuCentre
- Printr
これらのサービスの共通点
- 自分のファイルをWebからアップロード
- 支払い後に最寄りの拠点で受け取り or 配送依頼可能
- 大抵はPDF、Word、画像(JPG, PNG)など対応
クラウド+現地プリンタでの印刷
これはより汎用的な方法ですが、以下のような手順で印刷が可能です。
手順の一例
- Google DriveやDropboxにファイルをアップロード
- 現地のホテル、カフェ、コピーショップなどでクラウドにアクセス
- USB接続またはネット経由でプリンタから印刷
特にビジネスホテルやホステルでは、フロントに印刷対応していることも多く、
「Please help me print this file from my email or USB?」と頼めば対応してくれる場合も。
スマホアプリを活用する場合
海外で印刷する際は、日本のアプリよりも国ごとの公式アプリや汎用的なプリントアプリの使用がオススメです。
代表的アプリ
- HP Smart(HPのプリンターを使用して直接印刷)
- Canon PRINT Inkjet/SELPHY
- PrinterShare(Wi-Fiプリント対応)
まとめ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日本のネットプリントを海外で使えるか? | 不可(アップロードは可能でも印刷は不可) |
| 海外でプリントする方法 | 現地のオンラインプリントサービスを利用 |
| ホテルや現地店舗での印刷 | USB・クラウドから直接印刷可能な場所も多い |
| オススメの代替方法 | Google Drive + 現地のFedExやStaplesなどを活用 |
補足:海外在住の日本人向けヒント
- 頻繁に書類を印刷する必要がある場合:現地で信頼できるプリントサービスを1つ確保しておくと便利です(価格帯や紙質を確認)
- 定期的に日本とやり取りする場合:日本の家族にネットプリントで印刷してもらう方法も活用可能
- 印刷物を日本へ郵送したい場合:現地プリント+EMSなどの国際配送が便利
以上、海外でもネットプリントはできるのかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

