「ロゴの正式名称」について、やや幅広い解釈が可能な表現ですので、以下のように整理して詳しくご説明いたします。
目次
「ロゴ」の基本概念
「ロゴ」という言葉は日本語でも英語でも広く使われますが、正式には 「ロゴタイプ(logotype)」 から派生した略称です。
正式名称(原語)
- logotype(ロゴタイプ)
- 語源は 「logos(ギリシャ語で言葉・論理)」+「type(型・活字)」
- 元来は「独自にデザインされた文字組(活字デザイン)」という意味でした。
現在の意味
- 企業やブランド、製品、サービスなどを象徴する視覚的要素全般を指すことが一般化しています。
- デザイン業界やマーケティング業界ではさらに細かく分類されます。
ロゴに関連する正式な名称・分類
ロゴと呼ばれるものは、実は以下のように 細分化された正式名称 を持ちます。
ロゴタイプ(logotype)
- 主に 「文字だけで構成」 されるロゴ。
- 例:Google、Coca-Cola のロゴはロゴタイプの典型例。
シンボルマーク(symbol mark)
- 記号的な図形・アイコンのみで構成 されるマーク。
- 文字が入らない場合が多い。
- 例:Apple のリンゴマーク。
ロゴマーク(logo mark)
- 日本では ロゴタイプとシンボルマークを合わせたもの を指すことが多い。
- 英語圏では「logo」は通常「全体のブランドシンボル」を指す。
ワードマーク(wordmark)
- ロゴタイプに非常に近い概念。ブランド名や企業名そのものをデザイン化したもの。
- 欧米のデザイナーはこの語を使うことが多い。
コンビネーションマーク(combination mark)
- ロゴタイプ+シンボルマーク を組み合わせたもの。
- 例:Adidas(三本線+文字)、Pepsi(球体マーク+Pepsi文字)。
実務上の使われ方
一般的な用語の揺れ
- 日本語で「ロゴ」と言った場合、上記のすべての要素を 包括的に指すことが多い です。
- デザインの正式な発注や契約書では「ロゴタイプ」「シンボルマーク」「ワードマーク」など正確な用語を使うことが推奨されます。
ブランドガイドラインでの表現例
- ブランドガイドライン(CIマニュアル、VIマニュアル)では、各構成要素の 正式な呼称 を明記して運用ルールを定めます。
- 例:
- 正式な「ロゴタイプ」
- 正式な「シンボルマーク」
- 禁止されている変形例
- 使用する色(コーポレートカラー)
- 余白(セーフゾーン)の規定 など。
まとめ

| 呼称 | 正式な意味 | 代表例 |
|---|---|---|
| ロゴ(logo) | 全体のブランドシンボル | 一般的に文字+マーク全体 |
| ロゴタイプ(logotype) | 文字のみのデザイン | Google、Sony |
| シンボルマーク(symbol mark) | 記号的な図形マーク | Apple、Twitterの鳥 |
| ワードマーク(wordmark) | 文字デザイン(ロゴタイプとほぼ同義) | Google、FedEx |
| コンビネーションマーク | 文字+図形の組み合わせ | Adidas、Pepsi |
補足情報
- 日本で使われる「ロゴマーク」という言い方は和製英語に近い表現で、厳密には英語圏ではあまり使われません。
- 海外のブランドガイドラインを見ると、たいてい 「logo」 もしくは 「wordmark」「symbol」「logotype」「combination mark」 という表現が使われています。
- デザイン業界やブランディングの専門領域では、このような正確な区別が ブランド資産の管理 や デザイン統一性の確保 に極めて重要です。
以上、ロゴの正式名称についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

