ポスターの見出しに使うフォントは、「視認性・インパクト・デザインとの調和」の3つのバランスが重要です。
フォントひとつでポスターの印象が大きく変わるため、目的やターゲット層に応じた選定が必要です。
以下では、目的別におすすめのフォントとその特徴、そして選び方のポイントを詳細かつ実践的に解説します。
目次
ポスターの見出し用フォントを選ぶ3つの基本原則
視認性の高さ
遠くから見たときでも読める太さ・形であること。
細すぎたり、複雑すぎるフォントは避ける。
インパクト(目を引く力)
瞬時に視線を惹きつけるデザイン的要素があること。
特に商業ポスターでは重要。
コンセプトとの一致
ポスターの内容(イベント・商品・社会的訴求)とフォントの雰囲気が合っていること。
目的・シーン別おすすめフォント一覧(日本語・英語両方)
商業系(セール、ライブ告知、イベント集客など)
日本語フォント
- ラグランパンチ
→ 太字・角丸でポップ、若者向けのイベントやセールにぴったり。 - 新ゴB/新丸ゴB(モリサワ)
→ 現代的で読みやすく、洗練された印象。企業広告にも使いやすい。 - ニコモジ+UDデジタル教科書体
→ ややキャッチーでありながら高い可読性。
英語フォント
- Impact
→ 超定番。短い単語に向いており、インパクト抜群。 - Bebas Neue
→ 無料で使えるシンプルかつ男前な印象。ライブやクラブイベントにも。 - Anton(Google Fonts)
→ 太めでバランスが良く、セールなど商業ポスターに向く。
文化系・おしゃれ・アートイベント系
日本語フォント
- 游明朝体(游書体)
→ 繊細さと品のある印象。展覧会や文学系イベントに最適。 - 筑紫Aオールド明朝(フォントワークス)
→ レトロ感とアート感を兼ね備えた明朝体。
英語フォント
- Playfair Display
→ エレガントでクラシカル。美術展・映画祭向き。 - Cinzel
→ 古典的で荘厳な雰囲気。クラシック系のコンサートポスターにも最適。
社会系・啓発ポスター・行政関係
日本語フォント
- UDフォント(UD新ゴ・UD丸ゴなど)
→ 読みやすさ重視のユニバーサルデザイン。年齢問わず伝わる。 - ヒラギノ角ゴ
→ 清潔感・中立性があり、広報や公共広告に最適。
英語フォント
- Roboto Bold
→ Google公式の読みやすい定番フォント。汎用性が非常に高い。 - Open Sans ExtraBold
→ シンプルでフレンドリー。官公庁系の英語ポスターにも無難。
フォント選定時のチェックリスト(実務的観点)
| チェック項目 | 解説 |
|---|---|
| 文字が遠目でも認識できるか | A3サイズ以上で印刷し、2m離れて読めるかを確認 |
| 漢字と英字のバランスが取れているか | 両方使うなら雰囲気が合っているか確認 |
| 使用ライセンスに問題はないか | 商用利用可のフォントかどうか必ず確認(とくに日本語フォント) |
フォントを活かすレイアウトテクニック
- 余白をしっかりとる:フォントの魅力が生きる
- 1〜2種類に絞る:複数使いすぎるとチラつく印象に
- 階層をつけて見せる:「見出し>サブ見出し>本文」とサイズで差をつける
- 文字に影や縁取りを加える:視認性をアップさせる
無料で使えるフォント配布サイト
- 【日本語】
- Google Fonts + Noto Sans JP
- フォントな
- たぬきフォント - 【英語】
- Google Fonts
- DaFont
- Font Squirrel
まとめ

| シーン | 日本語おすすめ | 英語おすすめ |
|---|---|---|
| セール系 | ラグランパンチ、新ゴ | Impact, Anton |
| アート系 | 筑紫明朝、游明朝体 | Playfair, Cinzel |
| 啓発・行政系 | UDフォント、ヒラギノ角ゴ | Roboto, Open Sans |
以上、ポスターの見出しにおすすめのフォントについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

