ポスターの裏打ち加工について

ポスター,イメージ

セントウェル印刷のご案内

ポスターの裏打ち加工とは、ポスターや印刷物などの紙素材の裏面に別の素材(和紙、不織布、布、パネルなど)を貼り付けることで、波打ちやシワ、反りを防ぎ、強度や平滑性を高める処理のことです。

主に美術展示や保存目的、店舗の装飾などで使われる加工技術です。

目次

裏打ち加工の目的とメリット

目的

  • 紙の平滑性を保つ:印刷物が波打ったりシワにならないようにする。
  • 反り防止:湿度や気温変化によって起こる紙の反りを抑える。
  • 保存性向上:長期保存に適した強度を持たせる。
  • 展示性の向上:見栄えがよく、額装やパネル貼りがしやすくなる。

主なメリット

メリット内容
平滑性の維持ポスターがピンと張って美しく展示できる。
加工後もカット可能裏打ち後にトリミングすることで、縁の仕上がりも綺麗に。
額装・パネル化が容易硬さが加わるため、台紙や額縁に固定しやすくなる。
湿度変化に強くなる湿気によるシワ・たるみ・反りが起きにくくなる。
長期保存に適している酸化防止素材を使えば、経年劣化の影響も抑えられる。

裏打ちの種類と素材

裏打ちに使われる素材の例

素材特徴用途例
和紙軽くて通気性が良い。反りを防ぎやすい。書画・水墨画・日本画の裏打ちなど
不織布コストが安く、量産しやすい。厚みもある程度調整可能。商業ポスターの大量裏打ち
頑丈で柔軟性があり、表面になじみやすい。大型ポスターや布系の展示物
スチレンボード硬質で軽量、展示用に使いやすい。厚みも選べる。パネル貼り用。短期展示にも対応可能

加工方法の種類

  • 乾式(アイロン・プレス式)
    • 熱を加えることで接着剤を溶かして貼り付ける方式。
    • 主に小型ポスター向き。
    • アイロン・プレス機を使う家庭向けもあり。
  • 湿式(糊付け)
    • 水で薄めた糊を塗ってから裏打ち紙を貼る伝統的な方法。
    • 日本画や書道作品に用いられる。
    • 高度な技術が必要。
  • 冷却圧着式(ドライマウント)
    • 熱を加えずに接着するタイプ。ラミネーターや専用機械を使用。
    • 写真や印刷ポスターなどに最適。
  • スプレー式接着剤
    • スプレーのりで裏打ち紙を接着する簡易型。
    • DIYや小規模用途向き。

よくある使い道

用途説明
美術館・ギャラリー展示絵画、版画、書道作品の展示用裏打ち処理。
商業用ディスプレイショップやイベントなどでの掲示ポスターの補強。
写真の裏打ち写真作品の波打ち防止やパネル貼りのために使用。
家庭用インテリアポスターをきれいに壁に飾りたいときなどに。DIY需要も多い。

裏打ち加工の費用と依頼先

価格帯の目安(業者依頼の場合)

サイズ例料金相場(1枚あたり)
A4〜A3約1,000〜2,500円程度
A2〜B2約2,000〜4,000円程度
A1〜B1約3,000〜6,000円程度
特大ポスター7,000円以上の場合もある

※ 素材や加工方法、業者の設備によって変動します。

依頼先の例

  • 額縁専門店・画材店
  • 印刷会社・製本業者
  • ポスター専門の加工業者
  • 一部ネット注文も対応(「ポスター 裏打ち 加工 依頼」で検索)

自分でできる裏打ち(DIY方法)

簡易的な裏打ち手順(スプレーのり使用例)

  1. 作業スペースの確保:大きめのテーブルに養生シートを敷く。
  2. 裏面の清掃:ポスター裏面の埃や汚れを拭き取る。
  3. スプレーのりを塗布:裏面に均等に吹き付ける(速乾タイプがおすすめ)。
  4. 裏打ち紙を貼り付け:空気が入らないように中央から外側へ押し広げる。
  5. 重しを乗せて圧着:数時間から一晩、重しを載せて密着させる。

必要な道具例

  • スプレーのり(3Mなど)
  • 裏打ち紙(不織布や厚紙)
  • ローラー or ヘラ(気泡を抜くため)
  • 定規/カッター/カッターマット

注意点・トラブル回避

  • ポスターの種類に注意:光沢紙・インクジェット用紙などは熱や糊で変色・にじみが起こることがあります。
  • 反り・波打ち防止のためには均等な圧着が重要
  • 高級な作品はプロに依頼を推奨:自己流で行うと取り返しのつかないダメージになる可能性も。

まとめ

まとめ,イメージ
裏打ち加工とは?ポスターを補強し、反りやシワを防止するための裏面加工。
主なメリット平滑性の向上、耐久性アップ、展示の見栄え向上
加工方法湿式・乾式・圧着・スプレーなど、用途に応じて選べる
自作も可能?スプレーのりやボードを使えばDIY裏打ちも可能だが、仕上がりには注意が必要
プロに頼むと?価格は数千円〜。重要作品や大判ポスターは専門業者に依頼するのが安心

以上、ポスターの裏打ち加工についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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