横断幕(バナー・ターポリンなど)は、イベントや店舗PR、式典、スポーツ大会などで強い視覚効果を発揮しますが、「どう飾るか」や「どう張るか」によって見栄えや耐久性、安全性が大きく変わります。
以下では、プロの現場でも使われる横断幕の飾り方・張り方の基本から応用まで、手順・道具・注意点をかなり詳しく解説します。
目次
横断幕の種類と取り付け方の選び方
横断幕の素材や使う場所によって、適した飾り方が異なります。
| 横断幕の素材・仕様 | 主な用途 | 特徴 | 向いている張り方 |
|---|---|---|---|
| ターポリン(PVC) | 屋外・長期 | 防水・耐久性高い | ロープ吊り・金具固定 |
| メッシュターポリン | 強風地域・フェンス | 風抜けが良い | フェンス結束 |
| 布(ポリエステル) | 室内・短期 | 軽くたたみやすい | 室内吊り・壁面固定 |
| 紙系(厚紙・ボード) | 屋内・短期 | 安価・印刷鮮明 | パネル貼り |
飾り方・張り方の基本パターン
ロープで吊るす(最も一般的)
- 方法
- 横断幕のハトメ(穴)にロープを通す
- 柱やフェンスに結び付ける
- 両端と中央部分も固定し、たるみを防ぐ
- ポイント
- ロープはナイロン製またはPPロープが耐久性◎
- 風でバタつくのを防ぐため、上下の両方を固定すると美しい
フェンスや柵に結束バンドで固定
- 方法
- ハトメ位置とフェンスの格子を合わせる
- 結束バンド(インシュロック)で固定
- 風でバナーが破けないように、すべてのハトメを使用
- ポイント
- 紫外線対応(屋外用)の結束バンドを選ぶ
- バンドを締めすぎず、少し遊びを持たせると耐久性UP
壁面に直接取り付け
- 方法
- 室内 → 両面テープ・マグネット・ピクチャーレール
- 屋外 → フックボルト・アンカーで壁に打ち込み
- ポイント
- 屋外で穴を開けられない場合は吸盤フック(ガラス面)も有効
- 雨水がたまらないよう、下部を少し浮かせる
天井や梁から吊り下げる
- 方法
- ワイヤーやスチールケーブルを使用
- 展示会・体育館・商業施設などで多用
- ポイント
- 高所作業になるため、安全帯・脚立必須
- ワイヤーはテンションをかけすぎず、軽く張る程度が見栄え◎
きれいに見せるためのコツ
- 水平を取る
- 水平器やレーザーラインを使ってまっすぐに取り付ける
- たるみ防止
- 両端だけでなく中間にも固定ポイントを設ける
- 風対策
- 強風地域ではメッシュ素材を選ぶ
- ハトメ全部を必ず使用
- シワを取る
- 張る前に一度広げて、逆巻きしてクセを取る
- カラーコードで演出
- ロープやバンドの色を幕と合わせると見栄えUP
安全面の注意
- 高所での取り付けは必ず2人以上で作業
- ロープやバンドの劣化を定期的に点検
- 風速10m/s以上が予想される場合は一時撤去推奨
現場でよく使われる便利アイテム
- UV対応結束バンド(屋外長期用)
- テンションロープ(伸縮性がありシワ防止)
- 吸盤フック(ガラス・タイル用)
- バナーテンショナー(均一な張力をかけられる)
飾り方アイデア(見栄え重視)
- 幕の下にLEDライトを仕込んで夜間もアピール
- 周囲にフラッグガーランドや装飾リボンを追加
- フェンス取り付け時に波打たないようテンションバーを併用
以上、横断幕の飾り方・張り方についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

