「ロゴの中国語」というご質問はやや幅広く解釈できるので、以下のような観点から詳しくご説明します。
目次
「ロゴ」という言葉の中国語での表現
日本語の「ロゴ(ロゴタイプ/ロゴマーク)」に相当する言葉は、中国語ではいくつかの言い方があります。
| 日本語 | 簡体字(主に中国本土) | 繁体字(主に台湾・香港) | 発音(ピンイン) | 意味・用途 |
|---|---|---|---|---|
| ロゴ(全般) | 标志 | 標誌 | biāozhì | 一般的なマーク、ブランドの象徴、アイコンを含む |
| ロゴタイプ(文字のロゴ) | 字标 | 字標 | zìbiāo | 文字ベースのロゴ(例:企業名のタイポグラフィ) |
| ロゴマーク(図形のロゴ) | 图标 | 圖標 | túbiāo | アイコンや図形を含むロゴ |
| ブランドロゴ | 品牌标志 | 品牌標誌 | pǐnpái biāozhì | ブランドの象徴としてのロゴ |
ポイント
- 中国語では「ロゴ」をそのまま「LOGO」とアルファベット表記で使うことも非常に一般的です。特に広告業界やデザイン業界では「LOGO設計」「LOGO設計公司」のように英語表記がそのまま使われます。
- 正式な文章や契約書では「标志」「品牌标志」という漢字表記が好まれる傾向があります。
中国市場向けにロゴを作る際の注意点
中国語をロゴに組み込んだり、中国市場向けにロゴを展開したりする場合、いくつか特有の注意点があります。
字体の選択
- 中国大陸 → 簡体字を使用(例:「标志」)。
- 香港・台湾 → 繁体字を使用(例:「標誌」)。
- 誤って混用すると違和感が生まれます。
→ 例:中国本土で繁体字を使うと「時代遅れ」「台湾企業に見える」などの印象になることがあります。
フォント選びの注意点
- 中国語フォントは日本語フォントや欧文フォントに比べてデザインのクセが強めです。
- 日本語の明朝体やゴシック体をそのまま使うと、中国の消費者には「読みにくい」あるいは「奇妙」だと感じられることがあります。
- 中国現地で流通しているフォント(例:思源黑体、方正兰亭黑、微软雅黑など)を使うのが無難。
意味のチェック
- ロゴの中に中国語を入れる場合は必ずネイティブの確認を。
- 日本語では問題ない単語でも、中国語では別の意味(スラング・卑語など)になる場合があります。
- 例:「乐」(lè) → 「楽しい」だが文脈によっては「軽薄」な印象を与える場合あり。
- 例:「发」(fā) → 「発展」だが俗語で「金儲け主義」のイメージになることも。
文化的なニュアンス
- 色や形状にも注意。中国では以下のような文化的意味合いがあります:
- 赤色 → 縁起が良い、祝福
- 黄色 → 皇帝の色、高貴
- 白色 → 喪(忌避される場合あり)
- 数字「8」 → 縁起が良い
- 数字「4」 → 不吉(「死」と音が似ている)
実際の例
外資系ブランドの中国向けロゴ例
| ブランド名 | グローバルロゴ | 中国語ロゴ/使われ方 |
|---|---|---|
| Coca-Cola | Coca-Cola | 可口可乐 (Kěkǒu Kělè) |
| Nike | Nike + Swoosh | 耐克 (Nàikè) ※ロゴはSwooshのみ使う場合も多い |
| Starbucks | Starbucks Coffee | 星巴克 (Xīngbākè) |
ブランド名のローカライズはかなり重要で、中国語でも「響きの良さ」や「ポジティブな意味」が重視されます。
ロゴに中国語名を入れるかどうかはブランド戦略次第。(高級ブランドはあえて英字ロゴのままの場合もある)
まとめ

- ロゴは中国語で「标志」「LOGO」「品牌标志」などと表現
- 簡体字/繁体字の違いに注意
- 中国市場ではフォント選び・文化的な意味合いが重要
- ブランド名を中国語でどうローカライズするかも大事な戦略
- ネイティブチェックは必須
以上、ロゴの中国語についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

