ポスターのサイズ比率について詳しくご説明します。
ポスターを作成する際、「どの比率・サイズで作るか」はデザイン性・視認性・用途に直結する非常に重要なポイントです。
以下では、一般的なポスターサイズ、サイズごとの比率、使われ方、そして印刷時に注意すべき点まで詳しく解説します。
目次
基本的なポスターサイズと比率(日本国内・国際規格)
A判(国際規格・ISO 216)
最も一般的な用紙規格で、ポスター・チラシ・印刷物の標準です。
| サイズ | mmサイズ | 縦横比(比率) | 用途例 |
|---|---|---|---|
| A0 | 841 × 1189 | 1:√2(約1:1.414) | 大型ポスター、展示会 |
| A1 | 594 × 841 | 1:1.414 | 店舗用、イベント案内 |
| A2 | 420 × 594 | 1:1.414 | 学会発表、中型ポスター |
| A3 | 297 × 420 | 1:1.414 | 小型ポスター、掲示用 |
| A4 | 210 × 297 | 1:1.414 | パンフレット、資料 |
特徴
A判は「半分に折っても縦横比が変わらない」ため、デザインの統一感やレイアウトのしやすさに優れています。
ポスターを段階的に小さくして配布物にも活用できるメリットがあります。
B判(日本独自の規格・JIS B)
A判よりひとまわり大きく、日本でポスターや新聞折込に多く使われます。
| サイズ | mmサイズ | 縦横比(比率) | 用途例 |
|---|---|---|---|
| B0 | 1030 × 1456 | 約1:1.414 | 屋外用大型ポスター |
| B1 | 728 × 1030 | 約1:1.414 | 駅構内・店舗看板 |
| B2 | 515 × 728 | 約1:1.414 | イベント・ライブ告知 |
| B3 | 364 × 515 | 約1:1.414 | チラシ・壁貼りポスター |
| B4 | 257 × 364 | 約1:1.414 | 冊子、チラシ |
特徴
特にB1・B2は、日本の駅構内や店頭のポスター掲示において定番のサイズです。
視認性が高く、キャッチコピーやビジュアルをしっかりと見せられます。
特殊サイズ(長方形・横長・縦長・スクエアなど)
ポスターの目的に応じて、独自サイズでデザインすることもあります。
代表的な比率をいくつか紹介します。
| 名称 | 比率 | 用途・特徴 |
|---|---|---|
| 正方形ポスター | 1:1 | SNS投稿向けにも最適。アート寄りで目を引く。 |
| 横長ポスター | 2:1 / 3:1 | 横断幕風、映画やライブのタイトル告知に多い |
| 縦長ポスター | 1:2 / 1:3 | 店頭吊り下げ型、視線誘導がしやすい |
| ゴールデン比ポスター | 約1:1.618 | 美術・アート作品に使われることが多い。自然で調和の取れた印象を与える |
デザイン・印刷時の注意点
比率の統一性を意識する
- 同一イベントで複数サイズ展開する場合(例:B1・B2両方作るなど)、縦横比が近いものを選ぶとデザインの整合性が保てます。
- 比率がズレると、画像やレイアウトが再調整されて崩れる恐れあり。
トンボ・塗り足しを忘れずに
- 印刷用データは通常「3mm以上の塗り足し(裁ち落とし)」が必要です。
- 例えばA2サイズなら426×600mm(実サイズ+上下左右に3mmずつ)でデータ作成します。
閲覧距離を想定する
- 大きいサイズ(A1やB1)は3m以上の距離からも読める文字サイズ・配色を意識。
- 小さいサイズ(A3など)は細かい情報も載せやすく、近距離閲覧に向いています。
まとめ

| 選ぶ基準 | 推奨される比率・サイズ |
|---|---|
| 多用途・定番で使いたい | A判・B判(比率:約1:1.414) |
| より視認性を重視 | B判(B1・B2)、または特注大型 |
| 美術性・アート性を出したい | 正方形・黄金比(1:1 or 1:1.618) |
| SNSやWebでも展開したい | スクエア(1:1)、横長(16:9)もおすすめ |
ご希望の用途(駅貼り、展示会、販促物、屋外広告、店頭掲示、Web連携)に応じて、サイズと比率を選ぶことで、ポスターの訴求力は格段に高まります。
以上、ポスターのサイズの比率についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

