ラベル印刷を行う際によく耳にする「熱転写方式」と「感熱方式」。
一見似ているようですが、仕組みや耐久性、適した用途が大きく異なります。
本記事では、両者の違いをわかりやすく解説し、さらに業務に合った方式の選び方を紹介します。
物流・小売・医療など、さまざまな現場で役立つ内容です。
目次
熱転写方式とは?
仕組み
熱転写方式は、インクリボンに熱を加えてインクをラベル面に転写する方式です。
リボンがあるため、印字がしっかり定着し、長期保存にも向いています。
特徴
- 耐久性が高く、長期間の保存や屋外使用に適する
- カラー印字やバーコード印刷が可能
- インクリボンのコストがかかる
主な用途
- 倉庫・物流ラベル
- 工業製品の管理ラベル
- 医療用サンプルラベル
感熱方式とは?
仕組み
感熱方式は、感熱紙に直接熱を加えて発色させる方式です。
リボンを使わないためシンプルで、印刷コストも安価です。
特徴
- インクリボン不要で低コスト
- 印字スピードが速い
- 熱や光で印字が消えやすく、長期保存には不向き
主な用途
- レシート
- 宅配伝票
- 飲食店の注文伝票
熱転写方式と感熱方式の違いを比較
| 項目 | 熱転写方式 | 感熱方式 |
|---|---|---|
| 印字の仕組み | インクリボンを転写 | 感熱紙が発色 |
| 耐久性 | 高い(長期保存◎) | 弱い(短期利用向け) |
| コスト | インクリボン代が必要 | ラベル紙のみで安価 |
| 適した用途 | 物流・工業・医療 | レシート・伝票・短期ラベル |
どちらを選ぶべきか?
- 長期間の保存や耐久性が必要 → 熱転写方式
→ 製品管理や医療ラベルに最適。 - 短期利用・コスト重視 → 感熱方式
→ レシートや配送ラベルに最適。
迷ったら「保存期間」と「コスト」のバランスで判断するのがポイントです。
まとめ:ラベル印刷の熱転写方式と感熱方式の違いを把握しよう

- 熱転写方式:耐久性が高く、長期保存に適している
- 感熱方式:低コストでスピーディー、短期利用に向いている
- 用途や保存期間に応じて選ぶことで、効率的なラベル管理が可能
ラベル方式を正しく選べば、業務の効率化やコスト削減にもつながります。
以上、ラベル印刷の熱転写方式と感熱方式の違いについてした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

