社員証の裏面に記載する内容は、企業のセキュリティ方針、業種、業務内容、社員の利用目的などによって異なりますが、共通して重要とされる要素があります。
以下に、一般的な構成と注意点を詳しく解説します。
目次
社員証の裏面に記載される主な内容
注意書き(使用上の注意・禁止事項)
社員証の不正使用や紛失による情報漏洩を防ぐためのルールが書かれています。
例
- 本社員証は本人のみ使用できます。
- 紛失・盗難の場合は速やかに総務部まで届け出てください。
- 外部への提示・貸与を禁止します。
- 退職時には速やかに返却してください。
目的: セキュリティ意識の喚起と、不正使用の抑止。
会社連絡先・緊急連絡情報
社員証が社外で発見された場合に備えて、会社への連絡先を明記します。
- 会社名(正式名称)
- 所在地(任意)
- 電話番号(代表番号または総務・人事直通)
- メールアドレス(support@example.co.jpなど)
目的: 紛失時に返却される可能性を高める。
QRコードまたはICチップ関連情報
ICカード機能を持つ社員証には、裏面にQRコードやシリアル番号が記載されることがあります。
- QRコード:入退館履歴、出退勤管理、社員ポータルへのアクセスなどに利用
- シリアル番号:カード固有IDの識別
目的: 社内システムと連携するための識別情報。
有効期限(任意)
一部の企業では、セキュリティ向上のために社員証の有効期限を設定します。
例
- 有効期限:2028年3月31日まで
目的: 長期間利用による不正使用リスクの回避。
英語表記(グローバル対応の場合)
海外出張が多い、または多国籍の取引先がいる企業では、注意事項や会社情報を英語でも併記します。
例
This ID card is non-transferable and must be returned upon resignation.
If found, please contact [Company Name] at +81-3-xxxx-xxxx.
目的: 海外でも意思疎通ができるようにするため。
個人情報の非記載(※重要)
裏面に 個人の連絡先(電話番号・住所) や マイナンバー、社員番号などの機密情報 を記載することは、情報漏洩リスクが高いため避けるべきです。
記載例:社員証の裏面
【日本語記載】
<注意事項>
・本社員証は本人のみが使用してください。
・紛失または盗難の場合は、速やかに人事総務部(内線1234)までご連絡ください。
・社員証は退職時に返却してください。
・本証の複製、他人への貸与は禁止します。
<連絡先>
株式会社サンプルコーポレーション
〒100-0000 東京都千代田区サンプル1-1-1
TEL:03-1234-5678
【英語併記バージョン(例)】
<Important Notice>
- This ID card is to be used only by the person to whom it was issued.
- In case of loss or theft, please report immediately to HR (Ext. 1234).
- This card must be returned upon resignation.
- Lending or reproducing this card is strictly prohibited.
<Contact>
Sample Corporation
1-1-1 Sample, Chiyoda-ku, Tokyo 100-0000
TEL: +81-3-1234-5678
裏面記載における注意点
| 項目 | 注意点 |
|---|---|
| 個人情報の記載 | 氏名以外の情報(住所、電話番号、社員番号など)は避ける |
| 紛失時の対応 | 社内の連絡先や部署を明記し、迅速に対応できるようにする |
| 英語表記の有無 | グローバル対応が必要な業種では併記推奨 |
| デザインとのバランス | フォントは小さくなりすぎないように、視認性を確保 |
| 会社ロゴ・セキュリティ | 裏面にも簡易なロゴやホログラム加工を施す場合がある(偽造防止) |
目的別カスタマイズのポイント
| 目的 | おすすめ記載内容 |
|---|---|
| セキュリティ重視 | 使用禁止事項、返却義務、ICシリアル管理 |
| 紛失対策 | 社名、連絡先、注意書き、返却依頼文 |
| 海外業務 | 英語併記、QRコード連携 |
| 環境対応 | 再生素材利用や返却ルールなどのエコ視点の注意文 |
まとめ

社員証の裏面は単なる「余白」ではなく、セキュリティ、業務効率、企業の姿勢を示す重要な要素です。
紛失や不正使用を防ぐための「注意事項」や、発見時に返却されやすくする「連絡先の記載」はほぼ必須といえます。
会社の文化や業務内容に応じて、記載内容をカスタマイズしつつも、情報過多や個人情報の記載には十分注意しましょう。
以上、社員証の裏面に載せる内容についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

