印刷における「トンボ」(英語では「crop marks」や「trim marks」とも呼ばれます)は、印刷物を裁断する際の基準となるマークのことを指します。
トンボは、主に以下の目的で使用されます。
裁断位置のガイド
トンボは、印刷された用紙を最終的な仕上がりサイズに裁断する際の目安として用いられます。
印刷物の四隅に付けられた線で、これに従って用紙を裁断します。
正確に裁断することで、デザインの端まで印刷が行き届き、仕上がりが綺麗になります。
レイアウトの調整
デザイナーや印刷オペレーターが、印刷物の配置やレイアウトが正確に仕上がっているか確認するために使用されます。
トンボを基準に、テキストや画像の位置が適切かどうかをチェックします。
色調整のガイド
トンボには、色調整のガイドとして使われる場合もあります。
特にCMYKカラーで印刷する場合、各色が正確に合わさっているかどうかを確認するために使われます。
印刷時に色がずれていないか、トンボを確認しながらチェックします。
デザインの整合性
トンボは、デザインの全体的な整合性を保つためにも重要です。
複数のページや複数の部品からなる印刷物の場合、各パーツが正確に裁断され、組み合わさったときに一貫した見た目になるように、トンボが基準となります。
余白の調整
トンボを利用して、仕上がりサイズの外側に設定する余白(「断ち切り」や「ブリード」と呼ばれる部分)の調整も行います。
この余白は、裁断時の微細なズレを補うために用いられます。トンボが正しく配置されていれば、裁断後もデザインが美しく仕上がります。
使用例
実際のトンボは、通常、細い線で用紙の四隅に表示され、L字型や十字型の形状をしています。
これにより、印刷オペレーターはどこを裁断すべきかを正確に把握できます。
まとめ

トンボは、印刷物の仕上がりを美しく、正確に保つために不可欠な要素です。
印刷のプロセスにおいて、トンボを適切に配置し、使用することで、最終的な製品がデザイン通りに仕上がることを保証します。
トンボの理解と適切な利用は、印刷の品質を大きく左右します。
以上、印刷のトンボの意味についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

