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封筒の糊付け部分の正式名称と分類
封筒の「糊付け部分」には、実はいくつかの正式な呼び名があります。
一般には単に「フラップ(ふた部分)」や「封かん部」と呼ばれることも多いのですが、細かく分けると次のような分類になります。
フラップ(Flap)
- 【意味】封筒の上側にあり、封をするために折り返す部分。
- 【役割】封筒の中身を保護し、外部からのアクセスを防ぐ。
- 【別称】「ふた」「ベロ」とも呼ばれます。
※「ベロ」はやや業界用語寄りの表現です。特に印刷・製袋業界では頻出します。
糊付け部分(Seal Flap / Seal Area)
- 【意味】フラップの裏側、糊が塗布されている領域のこと。
- 【役割】フラップを折りたたんだあと、しっかりと封緘(ふうかん)するために接着する役割。
- 【呼び方】
- 「封緘部(ふうかんぶ)」
- 「シールエリア」
- 「糊面(のりめん)」
などと呼ぶこともあります。
つまり、フラップそのものと、フラップ裏の糊付けされている「糊面」は、厳密には区別されるということです。
封緘テープ/糊引き
- 【意味】糊そのもの、または糊を施した処理自体を指す言葉。
- 【特徴】用途に応じていくつかの種類があります。
| 名称 | 特徴 |
|---|---|
| 通常糊(ウェットシール) | 水で湿らせて封をする。主に事務用封筒に使用。 |
| 自己粘着糊(ピール&シール) | 保護紙をはがして封ができるタイプ。乾式。 |
| タック式(タックシール) | 軽く押さえるだけで粘着するタイプ。 |
封筒製造のプロセスにおける糊付け部分の取り扱い
封筒製造工程では、「糊付け部分」には特別な管理が求められます。
- 糊塗布ライン(Gluing Line):封筒製袋機械には糊付け専用の工程があり、フラップの裏に均一に糊を塗布する。
- 糊の種類と温度管理:特に自己粘着式の場合は、粘度や乾燥速度が重要な品質要素となります。
- 糊面の幅(Seal Margin):一般的に5mm〜15mm程度で設計されますが、セキュリティ封筒などではより広く設計する場合もあります。
関連する専門用語
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| フラップ | 封筒のふた部分全体。 |
| 糊面 | フラップ裏に糊が施された領域。 |
| シールエリア | 封緘のために接着する面積のこと。 |
| ベロ | フラップの俗称(印刷・製袋業界用語)。 |
| 封緘(ふうかん) | 封をして閉じる作業や状態。 |
| 糊引き | 糊を施す作業工程や技術。 |
まとめ

封筒の糊付け部分には、日常的には「フラップ」や「糊面」といった表現が使われていますが、より専門的には
- フラップ(ふた部分)
- 糊面(糊が塗布されている部分)
- 封緘部(封をするためのエリア)
と、区別して呼び分けるのが正確です。
以上、封筒の糊付け部分の名称についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

