個人宛の封筒の書き方には、正確さと礼儀が求められます。
ここでは、縦書きと横書きの両方の形式を説明しながら、宛名の敬称、住所の書き方、差出人情報の記載方法などを、ビジネス用途とプライベート用途の両面から詳しく解説します。
目次
基本構成(封筒の表面・裏面)
表面(おもて):宛名・宛先
- 相手の住所
- 相手の氏名(+敬称)
- 必要に応じて「様」「御中」「先生」などの敬称
裏面(うら):差出人
- 自分の住所
- 自分の氏名
- 任意で郵便番号も記載
【縦書き】の封筒の書き方(一般的にフォーマル)
表面(おもて)
宛先の住所と名前
- 封筒の中央やや右寄りから、縦に書きます。
- 住所 → 氏名の順に記載。
- 郵便番号は封筒左上の枠内に横書きで記入。
敬称
- 名前の下に「様」や「先生」などを縦に書きます。
会社や団体宛の場合(個人であっても)
- 「〇〇会社 〇〇部 〇〇様」など、所属情報を上に書きます。
例
〒100-0001
東京都千代田区千代田1-1
山田 太郎 様
裏面(うら)
- 封筒の左下隅から縦に、自分の住所と氏名を記載します。
- 宛先と同様、都道府県から始める。
- 小さめに控えめに書くと上品。
【横書き】の封筒の書き方(カジュアル〜ビジネス)
表面(おもて)
書き方の順序
- 郵便番号(左上の枠)
- 住所(上から順に左寄せで書く)
- 氏名は大きく中央に
- 敬称は名前の後ろに「様」「先生」など
例
〒100-0001
東京都千代田区千代田1-1
山田 太郎 様
裏面(うら)
- 封筒の左下に、横書きで差出人情報を書く。
- 会社名などを含める場合も左寄せ。
敬称の使い分け
| 相手の立場 | 敬称の例 | 説明 |
|---|---|---|
| 一般の個人 | 様 | 最も一般的で丁寧な敬称 |
| 先生・医師など | 先生 | 教師、医師、士業(弁護士など)に使用 |
| 子どもなど | くん・ちゃん | 親しみを込めて使う(公的書面ではNG) |
| 会社・部署宛 | 御中 | 組織に対して使う。個人名には使わない |
封筒のサイズと宛名の文字サイズ
| 封筒の種類 | 用途 | 文字の大きさと位置づけの注意点 |
|---|---|---|
| 長形3号 | A4三つ折り | 中央にバランスよく |
| 角形2号 | A4用紙を折らずに送る | 左右の余白を広めにとる |
- 宛名の氏名は一番大きく、他の情報より目立たせます。
- 敬称も同じくらいの大きさかやや小さめに。
封筒の閉じ方・その他マナー
- のり付けはしっかり、テープは避けた方がよい。
- 「親展」や「重要」などの文言は、必要に応じて赤字で左下に書く。
- 修正液や訂正印は使わず、間違えたら新しい封筒を使用。
ビジネスでの補足ポイント
- 宛名は「御中」と「様」を混ぜないように注意。
- 〇〇株式会社 御中 → 正解(組織宛)
- 〇〇株式会社 山田様 → 正解(個人宛)
- 〇〇株式会社 山田様 御中 → 誤り
- 役職がある場合:「部長 山田 太郎 様」または「山田 太郎 部長 様」
実用例まとめ

表面
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前1丁目1-1
株式会社アイディア企画
広報部
山田 太郎 様
裏面
〒100-0001
東京都千代田区麹町1丁目1-1
佐藤 花子
以上、個人宛の封筒の書き方についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

