冊子とパンフレットの違いについて詳しく解説します。
目次
定義と基本的な違い
冊子とは?
冊子(さっし)とは、複数のページが綴じられた小冊子のことを指します。
印刷物としての特徴は、「製本されている」ことです。
ページ数が多く、情報量が多いのが特徴です。
パンフレットとは?
パンフレットとは、広告や案内目的で使用される印刷物で、多くの場合、「折り加工された1枚または数枚の紙」で構成されます。
製本されていないのが特徴で、情報がコンパクトにまとめられています。
形状の違い
| 項目 | 冊子 | パンフレット |
|---|---|---|
| ページ数 | 多い(通常8ページ以上) | 少ない(通常1~数ページ) |
| 綴じ方 | 製本されている(中綴じ・無線綴じなど) | 折り加工、もしくは1枚もの |
| サイズ | A4・B5・A5など | A4三つ折り・二つ折りが一般的 |
| 持ち運びやすさ | ややかさばる | 軽くてコンパクト |
用途の違い
冊子の用途
冊子は情報量が多く、体系的に伝えたい内容に向いています。
- 会社案内
- 製品カタログ
- 取扱説明書
- 研究報告書
- 会報・記念誌
- 教材・テキスト
パンフレットの用途
パンフレットは、簡潔な情報を視覚的に分かりやすく伝える目的で使われます。
- 会社や店舗の紹介
- 観光案内
- イベント告知
- 商品やサービスの宣伝
- 医院・病院の案内
- 旅行プランの紹介
デザインとレイアウトの違い
冊子のデザイン
冊子は、ページがあるため、章立てや目次があり、内容を段階的に説明できます。
写真や図表を多く盛り込むことも可能で、視認性を高められます。
- 構成例
- 表紙
- 目次
- 本文(詳細な説明)
- お問い合わせ情報・奥付(発行元情報)
パンフレットのデザイン
パンフレットは、限られたスペース内で情報をコンパクトにまとめる必要があります。
視覚的にわかりやすくするため、写真やイラストを多く使い、文章を短くすることが多いです。
- 構成例
- 表紙(タイトル・キャッチコピー)
- 概要(会社やサービスの説明)
- 主な特徴やメリット
- お問い合わせ情報
コストと印刷方法の違い
| 項目 | 冊子 | パンフレット |
|---|---|---|
| 印刷費用 | 高め(ページ数・製本が必要) | 低め(折り加工のみ) |
| 印刷方法 | オフセット印刷・オンデマンド印刷 | オフセット印刷・オンデマンド印刷 |
| 制作期間 | 長め(製本工程があるため) | 短め(折り加工だけ) |
- 冊子は印刷費用が高めですが、大量に印刷すればコストダウン可能。
- パンフレットは安価で短納期なので、イベントや広告用に向いている。
どちらを選ぶべきか?
冊子が向いている場合
- 情報量が多く、詳細な説明が必要な場合
- 何度も読まれることを想定している場合
- 長期間使える資料として配布したい場合
パンフレットが向いている場合
- 簡潔に内容を伝えたい場合
- 一時的なイベントやキャンペーン用に作成する場合
- 大量配布を想定しており、コストを抑えたい場合
まとめ

| 比較項目 | 冊子 | パンフレット |
|---|---|---|
| 形状 | 製本されている | 折り加工 or 1枚もの |
| ページ数 | 多い(8ページ以上) | 少ない(1~数ページ) |
| 用途 | 会社案内、カタログ、説明書、教材など | 広告、イベント案内、観光情報など |
| デザイン | 詳細な内容・目次・章立てあり | 視覚的に簡潔でわかりやすい |
| 印刷コスト | 高め(製本工程あり) | 安め(折り加工のみ) |
| 納期 | 長め | 短め |
冊子は情報を深く伝えたい場合に向いており、パンフレットはシンプルに訴求力を高めたい場合に適しています。
用途に応じて使い分けるとよいでしょう。
以上、冊子とパンフレットの違いについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

