封筒の「蓋(ふた)」にあたる部分は、専門的には以下のような名称や用語で呼ばれます。
目的や封筒の形状により呼び方や種類が異なるため、以下に詳しく解説します。
目次
封筒の「蓋」の正式名称
フラップ(flap)
これは最も一般的で正式な名称です。
フラップとは、封筒の口を閉じるための折り返し部分のことを指し、郵便や文具業界ではこの言葉が広く使われています。
- 英語でも “flap” と表記され、国際的な封筒規格でもこの用語が使用されます。
- 日本語では「封かん部」「ふた」などと俗称されることもあります。
フラップの種類(形状による分類)
封筒の用途やデザイン性に応じて、フラップにはいくつかの種類があります。
以下は主要なフラップ形状です。
| 形状名 | 特徴 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 三角フラップ | 封かん部が三角形で、中心が尖っている | 洋封筒(招待状・カード)など |
| 長方形フラップ(ストレート) | まっすぐな四角形でシンプル | ビジネス用途の角形・長形封筒など |
| カマボコ型フラップ(カーブ型) | 上部がアーチ状にカーブ | 少し柔らかい印象、デザイン重視の封筒 |
| V字型フラップ | 中央が深くV字にカットされている | スタイリッシュなデザイン封筒など |
| ダイヤモンド型フラップ | 三角フラップに近いが左右対称の菱形 | 手紙・欧文封筒に多い |
のり部分の名称
フラップの内側にある糊の部分についても名称があります。
- 封かん糊(ふうかんのり):フラップの内側に塗られている接着剤。水を付けて貼るタイプ。
- タック糊(両面テープ式):はがして貼るタイプ(自己粘着式とも)。
- 両面テープ糊:主に業務用で、剥離紙付きで接着力が強い。
フラップと一緒に覚えておきたい用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 開封口 | 封筒を開ける側。フラップのある側。 |
| 封入口(ふうにゅうこう) | 同上。文書などを挿入する開口部。 |
| 封かん部 | 封をするための部分。つまりフラップ全体の構造。 |
| のりしろ | フラップの糊が付く部分。フラップの一部とも考えられる。 |
封筒デザインの実務的な応用
- 印刷や加工の際:「フラップの裏に印刷あり」「封かん部への接着強化」などと指定される。
- Web通販で封筒を購入する際:「V字フラップ封筒」「両面テープ付き封筒」などと検索すると該当商品が見つかりやすい。
補足:一般人向けの言い換え
文房具店や郵便局では、「封筒のふた」「ベロ(関西の俗称)」などとも言われることがあります。
ですが、印刷・文具・事務業界では「フラップ」が最も正確な用語です。
以上、封筒の蓋の名称についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

