ワンタッチ封筒とは、封筒の封かん(閉じる作業)を、のり付けや水を使わず、「ペタッと貼るだけ」で簡単にできる封筒のことを指します。
主にビジネスの現場や大量発送の場面で使われることが多く、作業効率を飛躍的に高めるために開発された封筒です。
通常の封筒では、口の部分に水のりを塗ったり、スティックのりを使ったりして閉じる必要がありました。
しかしワンタッチ封筒では、もともと糊がついているため、封をするための追加作業がいりません。
その「手間いらず」な仕組みが、「ワンタッチ」という名前に表れています。
ワンタッチ封筒の仕組み
ワンタッチ封筒には、封入口にあらかじめ粘着剤が塗布されており、その上に保護用の剥離紙(はくりし)が貼られています。
封緘(ふうかん)方法は非常に簡単です
- 剥離紙をはがす。
- フタを閉じて押さえる。
これだけで、しっかりと接着されます。
粘着剤は、「感圧接着剤」と呼ばれるタイプが多く、指で押すだけで貼りつきます。
つまり、水分や熱を加える必要がありません。
ワンタッチ封筒のメリット
封緘作業のスピードが圧倒的に早い
封をするたびに水を使ったり、のりを用意したりする必要がないため、大量の封書作業が驚くほどスムーズになります。
特に企業の総務部や、ダイレクトメール発送代行の現場などでは、作業時間を大幅に短縮できる効果があります。
封かんがきれいで均一
のりムラが出ないので、見た目が美しく、プロフェッショナルな仕上がりになります。
営業資料や契約書など、第一印象が重要な書類送付にも最適です。
手や机を汚さない
のりを使わないので、手や封筒、机の表面を汚すリスクがありません。
清潔な作業環境を維持しながら、スムーズに作業が進められます。
ワンタッチ封筒のデメリット・注意点
コストがやや高め
通常の封筒と比べると、単価がやや高いことが多いです。
特に大量に使用する場合は、トータルコストを考慮する必要があります。
長期間保存には注意
粘着剤が経年劣化する可能性があり、長期間保管する用途には向かないこともあります。
重要文書や保存期間が長い書類は、より強力な封かん手段(たとえば二重封かんなど)を検討すべきケースもあります。
開封時に注意が必要
接着力が強いため、無理に開封しようとすると封筒が破れることがあります。
開封する際は、カッターやレターオープナーを使用するのが推奨されます。
ワンタッチ封筒の主な種類
ワンタッチ封筒には、さらにいくつか種類があります。
用途に応じて選択できます。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| テープ式 | 剥離紙を剥がして貼る最も一般的なタイプ |
| ワンタッチストリップ式 | テープが細いストリップ状になっていて、より貼りやすい |
| セルフシール式 | 剥離紙なし。粘着面同士を押し付けて接着する(簡易版) |
| 強粘着タイプ | 通常よりも粘着力が強く、セキュリティ性が高い |
ワンタッチ封筒が活躍するシーン
- ダイレクトメールの発送(大量封入作業)
- 請求書・納品書の郵送
- ビジネス書類の送付
- 学校・役所などの公的機関の案内郵送
- 結婚式招待状やパーティー案内状の送付
特に「大量&迅速&正確」が求められる現場では、ワンタッチ封筒の導入効果は絶大です。
まとめ

ワンタッチ封筒は、
- 封緘作業を格段にスピードアップでき、
- 封かんミスや汚れリスクを減らし、
- 見た目の品質も高い
という、現代のビジネスシーンに非常にマッチした封筒です。
コスト面さえ問題なければ、作業効率を高めたい企業や個人には非常におすすめできるアイテムだと言えます。
以上、ワンタッチ封筒についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

