展示会(見本市やエキスポ)見学を効果的に行うためには、事前準備から当日の行動、そしてアフターフォローまで、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
ここでは、展示会見学を最大限に活かすための「コツ」を段階ごとに詳しく解説します。
目次
事前準備
展示会見学の成果は、事前の準備で8割が決まると言っても過言ではありません。
見学の目的を明確にする
- 新規取引先の発掘:バイヤーや仕入れ担当者にとっては重要な目的。
- 業界トレンドの把握:競合他社の動きや新技術のチェック。
- 自社へのヒント探し:展示方法やブースデザイン、販促の工夫など。
- 情報収集・学習:まだ具体的な取引目的がなくても、アイデアや刺激をもらう目的でもOK。
目的が曖昧だと、見学もただの「ウィンドウショッピング」になってしまいます。
出展社・出展内容をリサーチする
展示会の公式サイトにある出展者リストや出展マップ(会場図)を見て、興味のある企業や製品をピックアップしておきましょう。
リサーチ時のポイント
- 会社名、製品名、出展位置(小間番号)
- 過去の展示会出展履歴(評判や展示内容)
- 見学の優先順位をつけておく(必ず見る/余裕があれば見る)
スケジュールを立てる
事前に訪問する順序や時間配分を大まかに決めておくと、当日の動きがスムーズになります。
当日
服装・持ち物を整える
- 歩きやすい靴(会場は広大です)
- 名刺(突然の名刺交換にも対応)
- メモ帳 or スマホ・タブレット(気づいたことを記録)
- クリアファイルやカバン(パンフレットを整理)
- ペットボトルなどの飲み物(体力勝負)
会場では「聞く力」が勝負
- 単に見るだけではなく、説明員に話を聞く勇気を持つこと。
- 事前に調べたことに触れながら質問すると、相手の反応も良くなる。
質問例
- 「こちらの製品、昨年モデルからの変更点はどこですか?」
- 「御社はどの業界のニーズに一番対応されていると感じていますか?」
- 「小規模事業者に導入した事例はありますか?」
パンフレットは“選別”して持ち帰る
- すべてのブースで資料をもらっていると荷物がパンパンに。
- 必要なものだけを持ち帰り、その場で軽くメモを添えておくと後がラク。
アフターフォロー
メモの整理・共有
見学当日のメモは、当日〜翌日中にまとめておくのが理想です。
- 誰と話したか
- どんな製品やサービスがあったか
- 気づいた点(展示方法、接客、アイデアなど)
部署内や上司に共有することで、情報を社内で活用できます。
必要なら即アプローチ
興味を持った企業には、お礼のメール+資料請求やアポ打診など、早めのアクションを。
- 「◯月◯日の展示会でお話させていただいた〇〇です。ぜひ貴社の●●について詳しくお伺いしたく…」
今後の戦略に活かす
- 展示手法やキャッチコピー、パンフレットの作り方など、自社の展示やマーケティングにも応用できる学びがあるはず。
- 他社と比べて自社がどこに強み/弱みを持っているかも再認識できます。
見学で差がつく“+α”のテクニック
展示ブースの「動線」を観察する
- 成功しているブースには人が集まる“動線”設計の工夫があります。
- 導線、立ち位置、説明の仕方、資料の置き方などを観察することで、イベントマーケティングのリアルなヒントが得られます。
プレゼンやセミナーも活用する
- 展示会内で開催されるミニセミナーや製品紹介デモは、短時間で要点を把握できる絶好のチャンス。
- 話し方や構成も自社プレゼンに活かせます。
他業界の展示にも目を向ける
- 一見関係ないと思える分野でも、異業種からの発想転換が大きなヒントになることがあります。
まとめ

展示会は、単なる「見物」ではなく、リアルなマーケティングの現場であり、アイデアとネットワークの宝庫です。
展示会見学の鉄則
- 目的を明確にする
- 事前に情報収集をして計画的に回る
- 積極的に質問・対話をする
- アフターフォローで成果を最大化する
こうした「戦略的な見学」を実践することで、展示会はビジネスチャンスの場として何倍にも価値を高めてくれます。
以上、展示会見学のコツについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

