古いカッティングシートを剥がそうとしたら、固くて取れない・糊が残る・塗装が傷つく…そんな経験はありませんか?
時間が経つと粘着剤が硬化し、通常の方法ではきれいに剥がすのが難しくなります。
この記事では、古いカッティングシートの剥がし方を初心者にも分かりやすく解説。
自動車・看板・ガラスなどの素材別に、プロが実践しているコツや注意点も紹介します。
古いカッティングシートが剥がれにくくなる理由
時間が経ったカッティングシートが取れにくいのは、主に以下の3つの要因です。
- 粘着剤(のり)が硬化して固着する
- 紫外線や熱でフィルムが劣化・変色している
- 下地(塗装やガラス)と一体化している
特に屋外で使用されたシートは、紫外線による劣化が進み、表面がパリパリに割れやすくなるため、無理に剥がすと下地を傷めることがあります。
古いカッティングシートの剥がし方の基本手順
表面を温めて柔らかくする
ドライヤーまたはヒートガンで50〜70℃程度に温めます。
熱を加えることで粘着剤が柔らかくなり、フィルムが浮いてきます。
ポイント
- 距離を10〜15cmほど離して均一に温める
- 一点に当てすぎると塗装が焦げる危険あり
端からゆっくり剥がす
シートの端をピンセットやスクレーパーで少し浮かせ、浅い角度で引っ張るように剥がします。
角度を45度以内に保つことで、下地への負担を減らせます。
コツ:小刻みに温めながら作業すると、古いシートでも破れにくくなります。
糊(のり)残りを除去する
シートを剥がしたあとに残る粘着剤は、以下の方法で落とせます。
| 方法 | 使用アイテム | 注意点 |
|---|---|---|
| アルコール除去 | 無水エタノール・IPA | プラスチック面・ガラス面に◎ |
| シリコンオフ | カー用品店などで購入可 | 塗装面の脱脂に有効 |
| ラベルはがしスプレー | 市販の粘着除去剤 | 長時間放置しない |
| 中性洗剤+お湯 | 軽い粘着跡に | 皮脂汚れも同時に除去可能 |
注意:強力な溶剤(アセトンなど)は、塗装を溶かす恐れがあるため使用しないようにしましょう。
下地の汚れを仕上げ清掃
最後にマイクロファイバークロスで拭き取り、表面を整えます。
この仕上げを怠ると、新しいカッティングシートの密着性が下がってしまうため注意が必要です。
古いカッティングシートの剥がし方の素材別ポイント
車・バイクの場合
- 塗装面を傷つけないようにヒートガンの温度を低め(50〜60℃)に設定
- エンブレムやモール周辺はスクレーパーの角度に注意
- 糊跡はシリコンオフで軽く拭き取る
ガラスやアクリルの場合
- 熱を加えすぎると変形や割れの原因に
- アルコール系除去剤で粘着剤を溶かすのが効果的
看板・金属面の場合
- 劣化が激しい場合はラップを貼って一晩置くと粘着が緩む
- 再利用予定がある場合は残留物を完全除去してから新しいシートを貼る
古いカッティングシートの剥がし方でやってはいけないNG行為
- カッターや金属ヘラでこすり取る
- 強力溶剤で一気に落とそうとする
- 劣化シートを一気に引きはがす
これらは塗装や下地の剥離・傷の原因になります。
焦らず、「温めながら・少しずつ」が鉄則です。
古いカッティングシートの剥がし方まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 温める | ドライヤーで粘着を柔らかくする |
| 角度を浅く保つ | 45度以内でゆっくり引っ張る |
| 糊は専用剤で除去 | シリコンオフやラベルはがしを活用 |
| 焦らず丁寧に作業 | 一気に剥がすと下地を傷つける |
まとめ:古いカッティングシートの剥がし方は「温め+丁寧さ」がカギ

古いカッティングシートの剥がし方の基本は、以下の3ステップです。
- 熱を加えて柔らかくする
- 浅い角度で少しずつ剥がす
- 専用クリーナーで糊を除去する
焦らずゆっくり行えば、下地を傷めずきれいに仕上げられます。
再施工やリメイクを予定している方は、この手順を参考に安全に作業してください。
以上、古いカッティングシートの剥がし方についてについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

