「カッティングシートを貼ったけど、もうデザインを変えたい」
「剥がしたらベタベタが残ってしまった…」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、カッティングシートは正しい剥がし方を知らずに作業すると、塗装を傷めたり、糊が残ったりする原因になります。
この記事では、カッティングシートの剥がし方をテーマに、安全かつきれいに剥がすための手順・道具・注意点をわかりやすく解説します。
カッティングシートを剥がす前に知っておきたいこと
カッティングシートは、塩化ビニール(PVC)素材でできた粘着フィルムです。
時間が経つと粘着剤が固まり、特に屋外や車体などでは熱や紫外線で密着力が強くなるため、剥がしにくくなる傾向があります。
| 状況 | 剥がしやすさ | 対策 |
|---|---|---|
| 貼ってから1年以内 | 比較的簡単に剥がせる | ドライヤーで軽く温める |
| 2〜3年以上経過 | 糊が残りやすい | 専用のリムーバーを併用 |
| 屋外・車体など | 密着度が高い | ヒートガンで温めて柔らかくする |
カッティングシートの剥がし方の基本手順
ドライヤーで温めて粘着を緩める
まず、ドライヤー(またはヒートガン)でシートを温めます。
40〜60℃程度を目安に、数秒ずつ動かしながら温風を当てると、粘着剤が柔らかくなり剥がしやすくなります。
一か所に長時間当てると塗装が傷むため、必ず動かしながら加熱しましょう。
角からゆっくり剥がす
爪やプラスチックヘラを使って、角から少しずつめくるように剥がします。
勢いよく引っ張ると、シートが途中で裂けてしまうので注意が必要です。
金属ヘラは塗装を傷つける可能性があるため、必ず樹脂製を使用してください。
糊(粘着剤)が残った場合はリムーバーで除去
剥がした後にベタつきが残った場合は、ステッカー剥がし用リムーバーを使いましょう。
スプレーして数分放置し、クロスで拭き取るときれいに落ちます。
代用品として「シール剥がしスプレー」や「除光液」も使えますが、塗装面では事前にテストしてください。
最後にアルコールで拭き取り仕上げ
糊を取り除いた後は、アルコールクロスや中性洗剤で全体を拭き、表面の汚れ・薬剤を完全に除去して仕上げます。
カッティングシートの剥がし方のコツ
温度が低いと剥がれにくい
気温が低いと粘着剤が固まり、作業が難しくなります。
15〜25℃の室温で作業するか、ドライヤーを活用して柔らかくしてから剥がすのがポイントです。
角度は90度ではなく“浅め”に引く
剥がすときは、シートを90度ではなく30〜45度の角度で引くようにしましょう。
この角度でゆっくり引くと、糊が残りにくく、破れにくくなります。
大きな面は分割して剥がす
車のボンネットやドアなど、面積が大きい部分は一気に剥がそうとしないこと。
30cmほどの範囲に分けて温め→剥がすを繰り返すと、作業がスムーズになります。
塗装を守りたい場合は「水貼りタイプ」を使う
将来的に剥がすことを前提とする場合は、再剥離タイプのカッティングシートを選びましょう。
糊残りが少なく、車の塗装にも優しいため、カスタム初心者に最適です。
カッティングシートの剥がし方に使える便利アイテム
| 道具 | 用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| ドライヤー/ヒートガン | シートを柔らかくする | 熱で粘着を弱める |
| プラスチックヘラ | 角をめくる | 傷をつけずに作業できる |
| ステッカーリムーバー | 糊残りを除去 | 強力タイプは車体にも使用可能 |
| マイクロファイバークロス | 仕上げ拭き取り | 表面を傷つけない |
| 手袋 | 指先の保護 | 熱・薬剤から守る |
カッティングシートの剥がし方でやってはいけないNG行為
| NG行為 | 理由 |
|---|---|
| 力任せに引っ張る | シートが裂けたり塗装が剥がれる |
| 金属ヘラを使用 | 車体・家具を傷つける原因 |
| 強力なシンナーを使用 | 素材変色や塗装剥離のリスク |
| 熱を当てすぎる | シートが溶けて糊が残る |
まとめ:カッティングシートの剥がし方の基本は「温めてゆっくり」

カッティングシートの剥がし方のポイントをまとめると以下の通りです。
- ドライヤーで温めて粘着を緩める
- 角から浅い角度でゆっくり剥がす
- 糊が残ったらリムーバーで除去
- 仕上げにアルコールで拭き取る
この手順を守れば、塗装を傷めずにきれいに剥がせます。
DIYで貼り替えやデザイン変更をする際も、安心して作業できるでしょう。
以上、カッティングシートの剥がし方についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

