名札に最適な字体は、見やすさ・読みやすさ・用途に応じた印象づくりが重要です。
以下では、選び方のポイントと具体的におすすめできる書体例を、利用シーン別に詳しく解説します。
目次
名札の字体選びで重視すべき要素
可読性(読みやすさ)
- 名札は遠くからでも名前が判別できる必要があります。
- 特に会議、展示会、接客現場では、離れた位置からでも一目で分かることが重要です。
- 太さは中太〜太字程度。細字すぎると遠目で読みづらく、太すぎると字形が潰れる場合があります。
印象(場面に合った雰囲気)
- 公式・フォーマル:ビジネスや式典などでは端正な印象を与える明朝体やゴシック体。
- カジュアル・親しみやすさ:イベントや子ども向けでは丸ゴシックや手書き風書体。
- 高級感・ブランド性:セリフ体や筆記体(ただし可読性確保が必須)。
視認性(背景とのコントラスト)
- 背景色と文字色のコントラストが高いほど視認性が向上。
- 白地なら黒や濃紺、濃色地なら白や淡色文字が基本。
用途別おすすめ字体
ビジネス・フォーマル場面
- ヒラギノ角ゴ Pro / 游ゴシック:現代的でシャープ、読みやすい。
- ヒラギノ明朝 / 游明朝:やや格調高く、公式行事や式典向き。
- メイリオ:画面用に設計されているが印刷でも見やすい。
ポイント
- 役職や社名を小さく、氏名を大きくする。
- 太さはRegular〜Mediumで、行間をやや広めに取る。
接客業・販売・イベントスタッフ
- 丸ゴシック系(UD新ゴ、筑紫A丸ゴシックなど):柔らかく親しみやすい印象。
- やさしさゴシック(フリー):読みやすく親しみやすい。
ポイント
- 曲線的な文字が笑顔や安心感を与える。
- 背景色に合わせて太さを調整(暗め背景なら太め)。
子ども向け・教育現場
- ふい字(手書き風):温かみがあり、親しみやすい。
- にくまるフォント:太く丸い字形で子どもでも認識しやすい。
ポイント
- カタカナやひらがなも可読性重視で。
- ひらがなベースにして柔らかさを出す場合も多い。
高級感・ブランド性重視
- Times New Roman / 游明朝体(英字やブランドロゴに適合)。
- 筆書系フォント(衡山毛筆、青柳疎石フォントなど):和風・高級感を演出。
- 英字スクリプト体(Great Vibes, Alluraなど):ラグジュアリーやウェディング系。
ポイント
- 可読性とのバランスを崩さないよう、装飾は控えめに。
- 名前部分だけ装飾書体にして、役職や会社名はゴシックで補助。
名札レイアウトと文字設定のコツ
- 名前を最も目立たせる:氏名は最上段または中央、最も大きいフォントサイズに。
- 上下に情報を整理:会社名・役職は小さめにして視線が名前に集中するようにする。
- 余白を十分に取る:文字周りに最低でも5〜10mm程度の空白を設けると視認性が上がる。
- 印刷解像度は300dpi以上:にじみ防止。
実用的フォントサイズ目安(印刷名札)
- 氏名:18pt〜24pt(名札サイズや使用距離によって調整)
- 会社名・役職:10pt〜14pt
- イベントタイトルやロゴは装飾要素として適度に小さく
以上、名札に最適な字体についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

