横断幕(おうだんまく)とは、長い布やビニールなどに文字や絵を大きく印刷・描き、横長に掲示してメッセージや情報を伝えるための幕のことです。
「横断」という言葉が示す通り、通りや会場の上部を横に渡して掲げる形が多く、遠くからでも目立ち、短時間で多くの人に訴求できるという特徴があります。
目次
横断幕の目的・役割
横断幕は用途によって役割が変わりますが、大きく分けると次のようなものがあります。
| 用途 | 目的 | 具体例 |
|---|---|---|
| 広告・宣伝 | 商品やイベントを広く告知する | 商店街のセール告知、祭りの宣伝、オープンキャンペーン |
| 案内・誘導 | 人や車を指定の場所に導く | 駅出口の案内、会場入り口の表示 |
| 応援・鼓舞 | 団体やチームの士気を高める | スポーツ試合の「がんばれ○○!」、選挙のスローガン |
| 注意喚起 | 安全や防犯を促す | 「交通安全週間」「火の用心」 |
横断幕の構造と素材
横断幕は屋外・屋内の両方で使われます。そのため、耐久性や見えやすさを考慮して作られます。
- 素材
- 布(テトロンポンジ、ポリエステルなど)…軽くて安価。短期イベント向き。
- ターポリン(ビニール系)…耐水性・耐候性に優れ、屋外長期掲示向き。
- メッシュターポリン…風通しがよく、強風が吹く場所に適している。
- 加工
- 周囲を補強(ハトメ穴を付けてロープで固定)
- UVカット加工(色あせ防止)
- 防炎加工(屋内やイベント会場での安全対策)
横断幕のデザインの特徴
横断幕は「一瞬で情報を伝える」ために、デザインにも特徴があります。
- 大きく読みやすい文字
- 書体はゴシック系が多い
- 背景と文字色は高コントラスト(例:赤地に白文字)
- 短いメッセージ
- 長文よりもキャッチコピーやキーワード重視
- 例:「祝 優勝!」「全品半額」「交通安全」
- 視認距離を意識
- 屋外なら数十メートル先からでも見える大きさに
- 室内なら数メートル程度で見やすく調整
横断幕と似たものの違い
- 懸垂幕(けんすいまく)
- 縦長で垂らすタイプ
- のぼり旗
- 棒に固定して立てるタイプ
- バナー
- 広告的要素が強く、布だけでなく紙やデジタルも含む
法律やルール
横断幕は公共の場所に設置する場合、道路法・景観条例・広告物条例などの規制を受けることがあります。
特に道路上や電柱間に渡す場合は、市区町村の許可が必要です。
以上、横断幕についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

