カッティングシートを選ぶときに、意外と見落としがちなのが「厚み」です。
見た目は似ていても、厚みによって貼りやすさ・耐久性・仕上がりが大きく変わります。
たとえば、薄いタイプは細かいデザイン向き、厚いタイプは屋外看板など長期使用向きです。
この記事では、カッティングシートの厚みの基礎知識・用途別の選び方・注意点を、初心者にもわかりやすく解説します。
目次
カッティングシートの厚みの基本を知ろう
カッティングシートの厚みは、一般的に 0.05〜0.1mm(50〜100ミクロン) 程度。
見た目にはほとんど変わりませんが、数十ミクロンの違いで扱いやすさや仕上がりに差が出ます。
| 種類 | 厚みの目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 薄手タイプ | 約0.05mm前後 | 軽量・柔らかく曲面に貼りやすい |
| 標準タイプ | 約0.07〜0.08mm | 最も一般的・屋内外どちらにも対応 |
| 厚手タイプ | 約0.1mm以上 | 耐久性・耐候性が高く屋外向き |
カッティングシートの厚みで変わる貼りやすさ
厚みが違うと、作業性や仕上がりの印象も変わります。
薄いカッティングシートの特徴
- ハサミ・カッターでカットしやすい
- 曲面や小物にもなじみやすい
- ただし、シワになりやすく貼る際に注意が必要
おすすめ用途: 室内装飾、スマホケース、車の内装、DIY小物など
厚いカッティングシートの特徴
- コシがあり、貼るときにたわみにくい
- 紫外線や摩擦に強く、屋外使用に最適
- ドアや看板など、凹凸の少ない平面に向く
おすすめ用途: 屋外看板、ガラス装飾、車のボディ、工事看板など
カッティングシートの厚みと用途の関係
使用シーンによって、適した厚みを選ぶことが重要です。
| 使用場所 | 推奨厚み | 理由 |
|---|---|---|
| 屋内(インテリア装飾) | 0.05〜0.08mm | 柔らかく、曲面にもフィット |
| 屋外(看板・車など) | 0.08〜0.12mm | 紫外線・風雨に強い |
| 曲面(ヘルメット・カップなど) | 0.05〜0.07mm | 伸ばしやすく気泡が入りにくい |
| 長期掲示(3年以上) | 0.1mm以上 | 耐候性・耐久性が高い |
カッティングシートの厚みを選ぶ際の注意点
厚みを選ぶときは、以下のポイントにも気をつけましょう。
- 貼る面の材質:粗い面や木材は厚手、ガラスなど平滑面は薄手が貼りやすい
- 剥がす予定があるか:厚いタイプは糊が強く、剥がすときに跡が残りやすい
- デザインの細かさ:細い文字や模様には薄いタイプが向く
- 施工環境:寒い場所では厚手の方が安定しやすい
カッティングシートの厚みとブランドの違い
メーカーによっても厚みと仕上がりのバランスは異なります。
| メーカー | 厚みの目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 3M(スリーエム) | 約0.08〜0.1mm | 耐久性・耐候性に優れる高品質ブランド |
| オラカル(ORACAL) | 約0.06〜0.08mm | 発色が鮮やかで屋内外兼用 |
| リンテック | 約0.07mm | 価格と品質のバランスが良い国産ブランド |
どのメーカーも、屋外向け・屋内向けのラインを分けて展開しているため、使用目的から逆算して厚みを選ぶのがポイントです。
まとめ:カッティングシートの厚みを理解して失敗を防ごう

カッティングシートは、厚みを意識して選ぶだけで作業効率も仕上がりも大きく変わります。
- 薄手タイプ:曲面や細かい装飾向き
- 厚手タイプ:屋外や長期掲示向き
- 標準タイプ:迷ったらこれでOK
貼る場所・期間・デザインを考えながら、最適な厚みを選びましょう。
正しい厚みを選べば、プロのような美しい仕上がりが実現できます。
以上、カッティングシートの厚みについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

