日本語で日常的に使われている「シール」という言葉は、英語では1つの単語で完全に対応するわけではありません。
英語では「何のために使うのか」「どのような性質のものか」によって、異なる単語が使われます。
この記事では、日本語の「シール」に対応する代表的な英語表現と、その違いをわかりやすく解説します。
英語で「シール」を表す主な単語
英語では、次の4つがよく使われます。
- sticker
- label
- seal
- decal
一見似ているようで、それぞれ意味や使われ方が異なります。
sticker:最も一般的な「シール」
sticker は、日本語の「シール」に最も近い英語です。
- 裏に粘着剤がある
- 貼って使う
- 装飾や目印として使われる
といった特徴を持つものは、基本的に sticker と表現できます。
例
- キャラクターのシール
- ノートやPCに貼るシール
- 子ども向けのシール
日常会話や一般的な文章では、迷ったら sticker を使えば大きな間違いになることはありません。
label:情報を表示するためのシール
label は、情報を伝えることを目的としたシールを指します。
- 商品名
- 成分や注意書き
- 内容物の識別
など、「読むための情報」が中心の場合に使われます。
sticker との違い
sticker は「貼るもの」という性質を表す言葉なのに対し、label は「役割・機能」を表す言葉です。
そのため、英語では「label(役割)+ sticker(形状)」という考え方で重なる場面もありますが、意味としては区別されます。
seal:密閉・封をするためのもの
seal は、日本語の「シール」と発音が似ていますが、意味は大きく異なります。
英語の seal は、
- 密閉する
- すき間をふさぐ
- 水や空気を遮断する
といった「封・遮断」を意味します。
注意点
一般的な「貼って楽しむシール」は seal とは言いません。
ただし、
- 開封防止
- 改ざん防止
- 封をしたことを示す
といった目的で貼られるものは、「貼るタイプ」であっても seal と呼ばれることがあります。
つまり、貼るかどうかではなく、「封や密閉が目的かどうか」が判断基準になります。
decal:装飾用のグラフィックシール
decal は、装飾目的の図柄やデザインを指す言葉です。
- 車のボディ
- 窓やガラス
- 壁
- 模型
などに貼られる、やや大きめでデザイン性の高いものによく使われます。
水を使って貼る「水転写デカール」は decal の一種ですが、decal =必ず水転写というわけではありません。
4つの単語の整理
最後に、それぞれの意味を簡潔にまとめます。
- sticker
→ 貼って使う一般的なシール - label
→ 情報表示・識別を目的としたシール - seal
→ 密閉・封・遮断・改ざん防止が目的のもの - decal
→ 車や窓などに使う装飾用グラフィック
まとめ
日本語の「シール」は便利な言葉ですが、英語では意味の幅が分かれています。
- 日常的なシール → sticker
- 情報を伝えるもの → label
- 封や密閉が目的 → seal
- 装飾用の図柄 → decal
この違いを押さえておくと、英語表現での誤解を防ぐことができます。
用途に応じて適切な単語を選ぶことが、正確な英語表現への近道です。
以上、シールは英語ではなんと表記するのかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

