カッティングシートを屋外看板や車のボディなどに貼るとき、気になるのが「耐熱温度」です。
高温になる場所に貼ると「溶ける」「縮む」「剥がれる」といったトラブルも起こりかねません。
この記事では、カッティングシートの耐熱温度の目安と、材質ごとの違い・注意点・長持ちさせるコツをわかりやすく解説します。
屋外使用や車の施工を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
カッティングシートの耐熱温度とは?
カッティングシートの耐熱温度とは、熱に耐えられる上限温度のことです。
主に素材(基材)である塩化ビニル(PVC)や粘着剤の特性によって決まり、一般的には以下の範囲です。
- カレンダータイプ(一般タイプ):約 60〜80℃
- キャストタイプ(高耐久タイプ):約 100〜120℃
この温度を超えると、シートが変形・縮み・剥離する可能性があります。
カッティングシートの耐熱温度の材質別比較
カッティングシートには、使用環境に合わせていくつかのタイプがあります。
耐熱性の違いを把握しておくことが重要です。
| 材質タイプ | 耐熱温度の目安 | 特徴 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| カレンダータイプ | 約60〜80℃ | 厚みがあり扱いやすいが、熱に弱い | 室内装飾、短期POP |
| キャストタイプ | 約100〜120℃ | 薄く柔軟、熱に強い | 車・屋外看板 |
| 高耐熱フィルムタイプ | 約150℃以上 | 特殊用途向け | 工業部品、機械ラベル |
カッティングシートの耐熱温度を超えるとどうなる?
耐熱温度を超える環境で使用すると、以下のような劣化が起こります。
- 変形・縮み:フィルムが収縮し、貼り付け面から浮いてくる
- 粘着剤の劣化:粘着力が低下して剥がれやすくなる
- 変色・ツヤ落ち:紫外線や熱で色がくすむ
特に車のボンネットや屋根など、夏場に表面温度が70〜90℃以上になる場所では注意が必要です。
カッティングシートの耐熱温度を意識した使用のコツ
長く美しく保つためには、以下のポイントを意識しましょう。
- 使用環境に合った材質を選ぶ
屋外・高温環境ではキャストタイプを選ぶのが基本。 - 下地処理を丁寧に行う
油分やホコリが残っていると、熱で剥がれやすくなる原因に。 - 施工時はヒートガンで均一に温める
温めながら圧着すると、気泡やシワを防ぎ密着性が高まります。 - 直射日光を避けた施工
炎天下での貼り付けはシートが柔らかくなりすぎ、ズレやすくなります。
まとめ

カッティングシートの耐熱温度は、用途や材質によって大きく異なります。
屋内なら一般タイプでも十分ですが、車や屋外で使用する場合は100℃前後まで耐えられるキャストタイプがおすすめです。
使用環境を考慮して選ぶことで、変形・剥がれ・色褪せを防ぎ、長期間美しい状態を保てます。
以上、カッティングシートの耐熱温度についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

