はがきの表面と裏面は、書く内容によって分けられています。
簡単にいうと、宛名を書く面が表面、本文やイラストを書く面が裏面です。
残暑見舞いや暑中見舞い、年賀状、寒中見舞いなど、季節の挨拶状を書くときも、この考え方は変わりません。
どちらが表面かわからなくなった場合は、郵便番号欄や切手欄、料金印面がある面を確認しましょう。
その面が表面で、反対側が裏面です。
はがきの表面とは
宛名を書く面が表面
はがきの表面とは、相手に郵便物を届けるための情報を書く面のことです。
一般的には宛名面とも呼ばれます。
表面には、相手の住所や名前、差出人の情報などを記載します。
郵便番号を書く欄や、切手を貼る位置、または料金印面がある面が表面です。
たとえば、郵便はがきの場合は、あらかじめ料金表示が印刷されている面があります。
この面が、基本的にはがきの表面にあたります。
表面に書く内容
はがきの表面には、主に次の内容を書きます。
- 相手の郵便番号
- 相手の住所
- 相手の氏名
- 差出人の郵便番号
- 差出人の住所
- 差出人の氏名
- 切手、または料金印面
残暑見舞いのような季節の挨拶状でも、表面に書く内容は通常のはがきと同じです。
相手にきちんと届くように、郵便番号や住所は省略せず、正確に書きましょう。
マンション名や部屋番号がある場合も、忘れずに記載することが大切です。
宛名の敬称にも注意する
はがきの表面では、宛名の敬称にも注意が必要です。
個人宛てに送る場合は、名前の下に「様」を付けます。
山田 太郎 様
会社や団体宛てに送る場合は、会社名や団体名の下に「御中」を付けます。
株式会社〇〇 御中
会社名に加えて個人名まで書く場合は、「御中」と「様」を重ねて使いません。
個人名の下に「様」を付けます。
株式会社〇〇
営業部
山田 太郎 様
「株式会社〇〇御中 山田太郎様」のように、御中と様を同時に使うのは避けましょう。
はがきの裏面とは
本文やイラストを書く面が裏面
はがきの裏面とは、相手に伝えたい本文や挨拶文を書く面のことです。
一般的には文面や通信面とも呼ばれます。
残暑見舞いの場合は、「残暑お見舞い申し上げます」という挨拶文や、相手の健康を気遣う言葉、近況報告などを裏面に書きます。
写真入りのはがきやデザインはがきの場合も、写真やイラスト、メッセージを入れる面が裏面です。
裏面に書く内容
はがきの裏面には、主に次のような内容を書きます。
- 季節の挨拶
- 本文
- 近況報告
- 相手の健康を気遣う言葉
- 日付
- 写真やイラスト
- デザインや装飾
残暑見舞いでは、暑さが続く時期に相手を気遣う内容を書くのが基本です。
たとえば、次のような流れで書くと自然です。
残暑お見舞い申し上げます
立秋を過ぎてもなお厳しい暑さが続いておりますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
日頃は何かとお世話になり、心より感謝申し上げます。
まだしばらく暑さが続くようですので、
くれぐれもご自愛ください。
令和〇年 晩夏
このように、裏面には相手に読んでもらう内容を書きます。
表面と裏面の見分け方
郵便番号欄や切手欄がある面が表面
はがきの表面と裏面で迷ったときは、郵便番号欄や切手欄を確認するとわかりやすいです。
郵便番号を書く枠がある面、または切手を貼る位置がある面が表面です。
郵便はがきの場合は、料金印面が印刷されている面が表面です。
反対に、郵便番号欄や切手欄がなく、文章やイラストを自由に入れられる面が裏面です。
宛名面が表、文面が裏と覚える
はがきの表面と裏面は、次のように覚えると簡単です。
| 呼び方 | 書く内容 | 役割 |
|---|---|---|
| 表面 | 宛名・住所・差出人・切手など | 相手に届けるための面 |
| 裏面 | 挨拶文・本文・写真・イラストなど | 相手に読んでもらう内容を書く面 |
つまり、宛名面が表面、文面が裏面です。
この覚え方をしておけば、残暑見舞いや年賀状、寒中見舞いなどを書くときにも迷いにくくなります。
残暑見舞いの場合の表面と裏面
表面には宛名と差出人情報を書く
残暑見舞いのはがきでも、表面には宛名や差出人情報を書きます。
相手の郵便番号、住所、氏名を記載し、必要に応じて差出人の住所と氏名も書きます。
差出人情報は表面の左下に書くのが一般的です。
宛名を書くときは、相手の名前を住所よりも大きめに書くと、全体のバランスが整います。
縦書きの場合は、住所を右側、宛名を中央に配置すると見やすくなります。
裏面には残暑見舞いの挨拶文を書く
残暑見舞いの裏面には、季節の挨拶文を書きます。
基本的な構成は、次のとおりです。
- 「残暑お見舞い申し上げます」などの挨拶
- 相手の安否を気遣う言葉
- 自分の近況や日頃のお礼
- 相手の健康を願う言葉
- 日付
残暑見舞いは、暑さが残る時期に相手を気遣うための挨拶状です。
そのため、裏面の文章では、相手の体調を気遣う表現を入れると丁寧な印象になります。
縦書きと横書きで表面・裏面は変わる?
書き方が変わっても表面と裏面は同じ
はがきは縦書きでも横書きでも書けますが、表面と裏面の考え方は変わりません。
縦書きの場合でも、横書きの場合でも、宛名を書く面が表面です。
そして、本文や写真、イラストを入れる面が裏面です。
改まった相手には縦書きが丁寧
残暑見舞いを目上の人や仕事関係の相手に送る場合は、縦書きにすると丁寧な印象になります。
一方で、友人や親しい相手に送る場合は、横書きや写真入りのデザインでも問題ありません。
カジュアルな雰囲気にしたい場合は、横書きのほうが読みやすく、親しみやすい印象になります。
ただし、どちらの書き方でも、表面と裏面の役割は同じです。
印刷するときに間違えやすいポイント
宛名印刷する面が表面
はがきを印刷する場合、「表面」と「裏面」という言葉で混乱することがあります。
印刷時は、次のように考えるとわかりやすいです。
- 宛名を印刷する面:表面
- 本文やデザインを印刷する面:裏面
宛名印刷ソフトやプリンターの設定では、「宛名面」「文面」などと表示されることもあります。
この場合も、宛名面が表面、文面が裏面と考えれば問題ありません。
試し刷りをしてから本番印刷する
はがき印刷では、上下が逆になったり、宛名面に本文を印刷してしまったりするミスが起こりやすいです。
特に、家庭用プリンターでは用紙を入れる向きが機種によって異なります。
そのため、いきなり本番のはがきに印刷するのではなく、同じ大きさの紙などで試し刷りをしてから印刷すると安心です。
試し刷りをするときは、次の点を確認しましょう。
- 宛名が表面に印刷されているか
- 本文やデザインが裏面に印刷されているか
- 上下が逆になっていないか
- 郵便番号欄と文字の位置がずれていないか
- 住所や名前が切れていないか
本番のはがきを無駄にしないためにも、印刷前の確認は大切です。
「表面」「裏面」「宛名面」「通信面」の違い
表面は宛名面のこと
はがきの表面は、宛名面とも呼ばれます。
宛名面とは、相手の住所や名前、差出人の住所や名前を書く面のことです。
郵便物として相手に届けるために必要な情報を書く面なので、表面と呼ばれます。
裏面は文面・通信面のこと
はがきの裏面は、文面や通信面とも呼ばれます。
通信面とは、挨拶文やメッセージ、写真、イラストなどを入れる面のことです。
残暑見舞いでは、季節の挨拶や相手を気遣う文章を書く面が通信面にあたります。
記事内では、読者にわかりやすく伝えるために、次のように表現するとよいでしょう。
表面は宛名を書く面、裏面は本文を書く面です。
また、少し丁寧に説明するなら、次のように書くと自然です。
はがきの表面は宛名面、裏面は通信面とも呼ばれます。
はがきの表面と裏面で迷ったときの確認方法
料金印面がある面を確認する
郵便はがきには、切手の代わりになる料金印面が印刷されているものがあります。
この料金印面がある面は、基本的に表面です。
郵便番号欄や住所を書くスペースも同じ面にあるため、宛名を書く面だと判断できます。
無地のはがきは切手を貼る位置で判断する
私製はがきなど、両面が無地に近いはがきの場合は、切手を貼る位置を確認しましょう。
切手を貼る側、または切手を貼る予定の面が表面です。
そこに相手の住所や氏名を書き、反対側に本文やイラストを書きます。
デザイン面に宛名を書かないように注意する
写真入りはがきやデザインはがきでは、見た目だけで表裏を判断しにくいことがあります。
特に、裏面にきれいなデザインが印刷されている場合、「こちらが表面なのでは」と迷うこともあります。
しかし、郵便番号欄や切手欄がある面が表面です。
デザインや写真が入っている面は、基本的に裏面と考えましょう。
まとめ
はがきの表面と裏面は、次のように分けて考えます。
表面は、宛名を書く面です。
相手の郵便番号、住所、氏名、差出人の住所・氏名、切手や料金印面などを記載します。
裏面は、本文やイラストを書く面です。
残暑見舞いの場合は、「残暑お見舞い申し上げます」から始まる挨拶文や、相手の健康を気遣う言葉、近況報告などを書きます。
どちらが表面かわからなくなったときは、郵便番号欄・切手欄・料金印面がある面を確認しましょう。その面が表面で、反対側が裏面です。
残暑見舞いや年賀状などを書く際は、宛名面が表面、文面が裏面と覚えておくと、迷わずに書き進められます。
以上、はがきの表面と裏面はどっちがどっちなのかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

