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会社案内の作り方と覚えておきたいポイント

はじめに

企業の事業内容や理念などを伝えることができる会社案内ですが、会社案内の用途はさまざまです。リクルート用のツールとして利用することもあれば、販促、またはブランディングツールとして用いることもあります。
ここでは、そんな会社案内の作り方や、制作するうえで覚えておくべきポイントなどについてお伝えします。ぜひ参考にしてください。

会社案内の作り方のポイント

会社案内はどのような企業でも制作していると思いますが、ここでは作り方のポイントをご紹介します。

作成の目的と用途

会社案内を、どのような目的や用途で制作するかは企業によってまちまちです。 まずは、代表的な目的や用途を見てみましょう。

営業用として使う

「事業内容を広く伝えること」を目的とした営業用ツールとして、会社案内を制作する会社は少なくありません。
事業内容を分かりやすくまとめることによって、読む人に正しく伝えることができます。 使い方次第では、優秀な営業用ツールとなってくれるでしょう。

ブランディングツール

企業にとって、ブランディングは重要です。
ブランディング次第で業績などが変化することもあるため、会社案内を作り込むことで、ブランディングを有効に進めることが可能となるでしょう。

リクルートツール

「人は城、人は石垣」というのは、かの名将武田信玄の言葉ですが、企業にとっても、人材は宝といえるでしょう。
優秀な人材を求めるのは、企業として当然のことであり、そのために会社案内を利用しているという企業もたくさんあります。会社の魅力や理念などを伝えることで人材確保に繋がり、就職希望者を増やすことも不可能ではないでしょう。

名刺代わり

営業マンだと個人の名刺を持っている場合が多いと思いますが、会社案内を企業としての名刺にすることもできます。
実際、このような使い方をしている企業も少なくありません。

用途に合わせた内容

会社案内を制作するうえでの大切なポイントはいくつもありますが、特に、用途に合わせた内容にするというのは重要なポイントとなります。
例えば、優秀な人材を確保するためのリクルートツールとして会社案内を用いる場合、それに合わせた内容にしないと意味がありません。事業内容だけをつらつらと書き連ねているような会社案内では意味がなく、会社案内を読んだ人が「この会社で働きたい!」と思ってくれるような内容にしないとお金を無駄にしてしまいます。

リクルートツールとして用いるのならば、その会社で働くことで得られるメリットや魅力について詳しく記載する必要があります。
顧客や一般消費者の信頼獲得が目的の場合、既存客や過去の顧客の感想、声などを盛り込むと効果的でしょう。

会社案内を作るときには、まず目的を明確にすることが大切です。その目的を達成するために必要な情報を盛り込まなければなりません。

構成に必要な項目

会社案内を初めて制作する場合、どのような構成にするのかが分からない、という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、一般的な会社案内の構成についてご紹介します。

代表挨拶

企業のトップによる挨拶文は、どこの企業の会社案内にも必ずと言ってよいほど記載されています。「会社のトップに君臨する人物が、どのような想いで事業を行っているか」を伝えることができます。

企業理念

これも、会社案内には欠かせない項目の一つでしょう。
「企業としてのミッションや姿勢、顧客に対する約束」などを記載します。

企業によっては、代表挨拶か企業理念かどちらかを掲載していることもあります。特に決まりがあるわけではないため、どちらか一つだけを掲載しても問題ないでしょう。

沿革

「会社がどのような歩みをしてきたか」を伝える内容です。
いつ設立されて、どのように成長してきたかを年表にして表します。そこまで長い歴史のない企業の場合は、沿革を記載する必要はないでしょう。

逆に、長い歴史がある老舗企業の場合は、大きなアピールポイントになります。

会社概要

「社名・代表者氏名・所在地・設立年月日などの企業としての基本的な情報」を記載します。
絶対に記載しないといけないということはありませんが、会社のプロフィールのようなものであるため、なるべく記載したほうがよいでしょう。

事業内容

「どのような事業を行っているか」を記載します。
リクルートツールにするにしても営業ツールにするにしても、事業内容が記載されていないことには、何をしている会社なのか分かりません。なるべく分かりやすく記載しましょう。

専門用語をたくさん使って難しい内容になっている会社案内も多いですが、事業内容をきちんと理解してもらうためには、素人でも理解できる言葉を使うなど工夫するようにしましょう。

その他

組織図やスタッフ紹介、顧客の声などが挙げられます。
絶対に必要というわけではありませんが、必要に応じて加えてください。

パンフレット紙の選び方

会社案内のパンフレット紙も、いろいろな種類があります。
どれを選ぶかで、手に取ったときの印象も変わるため、紙選びは重要です。

コート紙がベスト

どれが正解だと明確には断言はできませんが、現状でもっともベストと考えられるのは、「コート紙」です。
実際、会社案内のパンフレット紙にコート紙を使う割合は多く、多くの企業がコート紙を用いた会社案内を制作しています。これから会社案内を制作するという場合、紙選びに迷ったら、とりあえずコート紙を選択しておけば問題ないでしょう。

いろいろ試行錯誤した結果、結局コート紙に戻るというパターンも多いため、最初からコート紙にしておけば安心です。

コート紙の種類と特徴

実は、コート紙にも種類があります。
そもそも、コート紙とは、紙の表面にコート剤と呼ばれるコーティング剤を塗布したものですが、大きく分けると、通常のコート紙、マットコート紙、再生コート紙の三つがあります。それぞれに多少の違いはあるものの、そこまで明確に大きな違いはありません。

共通するのは、艶やかで光沢があるということで、画像を多用する会社案内には最適となるでしょう。

ここでは、それぞれのコート紙の特徴をご紹介します。

通常コート紙

表面はコーティング剤で塗られており、紙の色は白です。
光沢があるため、写真画像などを鮮明に表現できます。また、サインペンなどによる書き込みがしやすい特徴があります。

鉛筆での書き込みはできず、ボールペンだと少々書きづらいです。

マットコート紙

光沢のあるコート紙ですが、その光沢を抑えているのがマットコート紙の特徴です。
艶を抑えているものの、画像は鮮明に表現できるため、問題はありません。鉛筆での書き込みはしにくいものの、サインペンやボールペンで容易に書き込みができます。

再生コート紙

古紙を使って再利用されているコート紙です。古紙を使っているということで、地球環境にも配慮したコート紙となっています。そのため、エコを意識している企業が、再生コート紙をよく利用しています。
特徴は、通常コート紙とほぼ変わりありません。

レイアウトを考えよう!

いよいよ会社案内を制作、という段階に入ったら、まずはレイアウトを考えなくてはなりません。
行き当たりばったりになってしまうと仕上がりが悪くなってしまうこともあるため、事前にきちんとレイアウトを練っておくことが大切です。

サイズやページ数

会社案内のサイズやページ数ですが、これも企業によって異なります。
ただ、多いのはA4サイズで4~8ページ程度のものでしょう。情報をコンパクトにまとめたいのであれば、これくらいのページ数がおすすめです。

これ以上多くなると、情報が多くなりすぎます。A4サイズであれば画像なども見やすく、文字も大きくできるため、読みやすい会社案内ができるでしょう。

用紙素材

用紙素材選びも、重要なポイントとなります。
会社案内やパンフレットに最適なのは、少し厚めの用紙であり、写真画像を多用した会社案内にしたいのならコート紙、少し落ち着いた雰囲気に仕上げたいのならマットコート紙をチョイスしましょう。

用紙は、選ぶ素材次第で、手に取った人に与える印象が大きく変わる可能性があります。適当に決めず、慎重に決めてください。

イメージカラー

企業のイメージカラーがある場合には、それを前面に押し出すようなデザインでも問題ないでしょう。
逆に、これといったイメージカラーがない場合は、白など目に優しい色を使っておくとよいでしょう。

制作前の校正

会社案内を印刷する前にチェックすべきことは、いろいろあります。 きちんとチェックしておかないと、いざ印刷してからミスが見つかると大変です。 何万部も大量に印刷したあとでは、取り返しがつかないことになってしまうかもしれません。そのようなことにならないよう、制作前にきちんと校正をしておきましょう。

レイアウト

レイアウトを、今一度、見直してみましょう。 レイアウトで重要なのは、情報を一度に詰め込み過ぎないことです。 伝えたいことはたくさんあるかもしれませんが、あれもこれもと欲張って詰め込み過ぎると、逆に伝わらなくなり、読みづらいだけの会社案内になってしまいます。 それでは、伝えたいことは何一つ伝わりません。一番伝えたい内容に広い誌面を割り当てるようにし、写真や文字量とのバランスも考えましょう。

レイアウトを考えるうえで重要なことの一つに、読み手の目線の動きが挙げられます。 人間は無意識に、左上から右下に視線を動かします。そのため、それを意識したレイアウトにしておくと読みやすくなるでしょう。 画像やキャッチコピーを効果的に配置し、自然な目線の動きで伝えたいことが伝わるようなレイアウトにするべきです。また、適度に余白を持たせることも必要で、読み手が読みやすいと感じるレイアウトを意識しなくてはなりません。

文章

文章も、きちんとチェックしなくてはなりません。 意味の分からない文章になっていないかどうか、伝えたいことが伝わる文章になっているかどうかを確認しておきましょう。 前後の繋がりなどについても、チェックしておいたほうがよいかもしれません。また、文章とは直接的に関係ありませんが、誤字脱字などがないように確認しておくことも大切です。 文章に誤字脱字があることによって、企業の信頼性に関わってくるかもしれません。注意しましょう。

デザイン

デザインは、重要な部分ではありますが、あまりにもデザインに凝り過ぎてしまうと逆効果になります。 印刷する前にデザインをしっかりチェックすることに加えて、第三者の目で客観的にチェックしてもらうのも効果的です。 初めて会社案内を制作するという企業の場合、デザインに凝り過ぎてしまう傾向がありますが、中身のないイメージ広告のようになってしまう可能性があり、本来の目的とかけ離れてしまうことにもなりかねません。どうしても力が入り過ぎてしまい、見た目重視のパンフレットになってしまいがちです。デザインで失敗してしまうケースは、意外に少なくありません。 デザインを追求するうちに、最終的に何のための会社案内であるのかということも分からなくなります。デザインは重要な要素ではありますが、一番大切なのは「中身と、読み手の読みやすさ」です。

会社案内一つで、その企業の印象が大きく変わります。 「目的や用途に合わせた内容にすること」「デザインに凝り過ぎないこと」。この二つは特に大切なことです。 会社案内を有効に使うためにも、ぜひここでご紹介した内容を参考に、素晴らしい会社案内を制作してください。

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